初めてセックスが気持ちいいと思える男性と出会い…

短いようで長かった3年間、そりゃ喧嘩もしたけど旅行に行ったり彼の友達とバーベキューや海水浴に行ったり、楽しい思い出もいっぱいあった。このまま結婚するんだろうと思っていた矢先に彼の浮気が原因でまさかの破局…

失恋した勢いで1人でヤケ酒を煽った。よく二人で行ったバーに1人で行って、1人でグラスを傾け大して強くもないくせにバカみたいにお酒を飲んだ、そこまでは覚えてる。

佳奈子が激しく痛む頭に眉を寄せながらなんとか目を覚ましたのは次の日の朝だった。

衣服は身に付けておらず、裸で見覚えのないホテルのベットの上にいた。

バスルームからは人がシャワーを浴びる音、そしてハンガーラックには男物のスーツの上着が掛けられている。

すぐに血の気が引き、酔いも二日酔いも気にならないほどに慌てふためいた。

どうしよう、その言葉だけが頭の中をぐるぐる回るも慣れないお酒がまだ後を引いていて、少し体を動かしただけで忘れかけていた頭痛が蘇った。

不意にシャワーの音が止んだ。壁の向こうで人が動いているのがわかる。

誰とホテルになんて入ってしまったんだろう…気が気じゃない彼女の目の前で安っぽい扉がカタ、と開いた。

「えっ…?」

「あぁ、おはよう」

「…おはよう、ございます」

挨拶なんてしていられる心境ではなかったが上司から挨拶されると無意識にそう返してしまっていた。

呆気にとられた彼女の前で我関せずと寛ぐ男は佳奈子の直属の上司、よく知っている相手だった。

綺麗な奥さんと娘が居る35歳、仕事も出来て女子社員にも男子社員にも慕われている人望の厚い人だ。

「…課長…」

「なんだ?」

課長のいつもと変わらない様子に戸惑う。

「あの、課長、すみませんでした…私、昨夜の事覚えていなくて」

「そうか、まぁそのうち思い出すだろ…ところで時間はいいのか?」

「え…あーっ!」

ふと時計を見るとあまり余裕の無い時間。

2015-06-21 | Posted in 女性向け官能小説

他のエッチな子猫小説