ヤリチンと噂の上司のテクニックの虜になってしまった私・・・

マネージャーに初めて抱かれたのは私が入社してもうすぐ1年経つ頃だ。

彼は月1回か2回ほどお店に顔を出して個人ミーティングで業務的なことや雑談をする程度で

私的に会うような事はなかったし、先輩スタッフからの忠告もあったので距離感を保つよう心がけていた。

ただでさえタイトな人員でシフトを回してるのに、

その日はたまたま近隣の店舗に欠員が出てオープン出来なくなり、

うちのお店から人を出したので派遣の私一人になってしまった。

そんなに忙しい日ではなかったが休憩が回らないだろうとマネージャーが応援に駆けつけてくれた。

お昼から閉店までの夜21時、まさかの女たらしと私の二人体制だ。

仕事中だが平日ということもありお客さんは少なかったので何かと業務的なことも含め話しかけてくる。

私は距離感を保つのに必死になりながらもなんとか夜21時の閉店時間まで働いた。

閉店作業する私を横目にマネージャーは難しい顔でパソコン画面に食らいついている。

今のうちだ。

いつもより急いで閉店作業を終わらせマネージャーがなにかしてるうちにサッサと帰ろうと荷物をまとめ一声かける。

「マネージャーお疲れ様でした。休憩回す為にわざわざ来て頂いてありがとうございました。ではお先に失礼します。」

と口早に言い軽く頭を下げ帰ろうと後ろを向いた。

「お疲れ様、入社1年でここまで出来る様になるなんてすごいね。正直派遣に期待はしてなかったけど君はほんと良くやってくれてるよ」

スラスラとその後も褒め言葉を並べる。

「いえ、私なんてまだまだ…」

気恥ずかしくなり話しを遮るように言った。

さすがたらし。褒め殺しだなとは思いつつも悪い気はしなかった。

ミーティングでもこんな事言われたことなかったのになんで今言う?肩がこわばり緊張が走る。

嫌な予感しかしなかった。

距離感を保つのに必死になってたのにその努力が今まさに打ち砕かれようとしてる。

「タイトな人員でしかもマネージャーの俺と店立つって緊張したっしょ(笑)でも君が居てくれて本当助かったよ」

にっこり笑いながら私の肩に手をかける。

「肩こわばってるよ、そんな緊張しないで」

そら緊張もするわ。今まさに手篭めにされようとしてるんだから。

なんと返答すればいいか分からずただ黙って斜め下に視線を流した。

マネージャーの事は噂で聞いた事以外は悪く思ってない。

仕事が関係してなくて、どうせ遊び程度なら抱かれてもいい。

けど、もし抱かれたとしてこの仕事が好きだからこそ他のスタッフに顔向け出来なくなるのではないかと不安だった。

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