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	<title>【片思い】タグの記事一覧｜官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん</title>
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	<lastBuildDate>Tue, 01 Oct 2024 17:52:20 +0000</lastBuildDate>
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	<title>【片思い】タグの記事一覧｜官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん</title>
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	<item>
		<title>絶倫男しか愛せない私って一体・・・【前篇】</title>
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		<dc:creator><![CDATA[愛島 澄人]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 01 Oct 2024 15:00:36 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[マニアック]]></category>
		<category><![CDATA[年上の男性と]]></category>
		<category><![CDATA[片思い]]></category>
		<category><![CDATA[近親相姦]]></category>
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					<description><![CDATA[●幼少期に培われた私の変わった性事情 「ねぇねぇ、真由美って、どこからどう見たってお嬢様って感じに見えるんだけど、中身 は肉食系女子で、付き合う彼氏もみんな肉食系の性欲強そうな男ばっかりじゃない？」 「言われてみれば確か]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>●幼少期に培われた私の変わった性事情</p>
<p>「ねぇねぇ、真由美って、どこからどう見たってお嬢様って感じに見えるんだけど、中身<br />
は肉食系女子で、付き合う彼氏もみんな肉食系の性欲強そうな男ばっかりじゃない？」</p>
<p>「言われてみれば確かにそうかもねぇ・・・。だって、私って、エッチにはとても貪欲<br />
だから、性欲強めの男しか興味がないというか、魅力を感じないのよ・・・」</p>
<p>私の名前は、<ruby><rb>盛山真由美</rb><rp>（</rp><rt>もりやままゆみ</rt><rp>）</rp></ruby>、電機メーカーに勤務する27歳。</p>
<p>今年結婚したばかりの新婚ホヤホヤ。</p>
<p>ある日、小学生の頃からの友人で、毎週のようにランチやショッピングを一緒に楽しむ<br />
仲の、<ruby><rb>中園美穂子</rb><rp>（</rp><rt>なかぞのみほこ</rt><rp>）</rp></ruby>に何気なく言われた一言。</p>
<div class="gyoukan">&nbsp;</div>
<p>思い返してみれば、私がこれまで付き合ってきた男は、みんな絶倫男ばかり。</p>
<p>美穂子が言う通り、私の外見は誰が見てもお嬢様にしか見えないだろう。</p>
<p>実際、出会った人全員に、お嬢様ですかって聞かれてきた。</p>
<p>でも、そんな見た目とは裏腹に、私の内面はというと、エッチなことが大好きで、特に、<br />
見た目が獣のような、性欲バリバリの男にしか気持ちが惹かれない。</p>
<p>今日だって、友人の美穂子に、</p>
<p>「何で、真由美って、あんな熊のような毛深くて、見た目が不細工な男が好きなの？<br />
もっとイケメンと付き合えばいいじゃない。あんたの美貌なら、どんな男もイチコロよ」</p>
<p>と私の男の好みについて、いちいち根掘り葉掘り聞いてくる。</p>
<p>確かに、私は自分で言うのもあれだけど、外見にはかなり自信がある。</p>
<p>過去にも、街中を歩いていると、何度も芸能事務所の方に名刺を渡されて、スカウトされ<br />
たことがあるくらい。</p>
<p>今日も、美穂子とランチの待ち合わせ場所に向かっている途中で、芸能事務所の方に止め<br />
られて、スカウトされそうになった。</p>
<p>それに、これまでの人生で、男に困ったことは一度もない。</p>
<p>男の方から勝手に寄ってくるものだから、嫌でも男との出会いはいくらでもある。</p>
<p>今月も、まだ1週間ほどしかたっていないけど、すでに5人の男からナンパされた。</p>
<p>自慢なのは顔だけじゃない。</p>
<p>バストも87センチのFカップあるし、ウエストも56センチとくびれている。</p>
<p>ヒップは88センチで、細いくびれのおかげで、腰からお尻にかけての曲線美も自慢だ。</p>
<p>美穂子が言うには、幼顔なのにボンキュッボンの抜群のスタイルだから、そのギャップが<br />
男心を<ruby><rb>擽</rb><rp>（</rp><rt>くすぐ</rt><rp>）</rp></ruby>るらしい。</p>
<p>そんな美貌を持っているのに、あんな不細工な男とばかり付き合うのは勿体ないと、美穂<br />
子はいつも残念そうに言ってくる。</p>
<p>私だって、そんなことぐらいわかっている。</p>
<p>これまで言い寄ってきた男は、大半がイケメンで、付き合おうと思えば、いつでもイケメ<br />
ンと付き合うことはできるのだ。</p>
<p>でも、私はそんなイケメンには全く興味がない。</p>
<p>私が興味があるのは、エッチの体力が異常なほど強い絶倫男なのだ。</p>
<p>今日も、こうして一緒にランチしている美穂子に、毎度のごとく、半ば説教のような余計<br />
なアドバイスをされている私だけど、どうして、私は絶倫男にしか興味が湧かないのか。</p>
<div class="gyoukan">&nbsp;</div>
<p>美穂子とのランチが終わって、自宅に向かって帰宅している途中で、私の幼少期から現在<br />
までの性事情を振り返ってみていた。</p>
<p>今でも、鮮明に残っていて、今の私の絶倫男好きという変わった性癖の原点となったであ<br />
ろうと思うのが、幼少期のあの出来事だろう。</p>
<p>………</p>
<p>………</p>
<p>………</p>
<p>毎年、お盆とお正月になると、親戚一同が田舎の祖父母の家に帰省して集まる。</p>
<p>その場には、私の父親の弟である、<ruby><rb>紀彦</rb><rp>（</rp><rt>のりひこ</rt><rp>）</rp></ruby>さんという叔父がいたのだけど、彼が私のその後の人生を、絶倫男好きへと導いたといっても過言ではない。</p>
<p>あれは確か、私が小学校3年生で、夏休みに田舎に帰省したお盆休みでの出来事だったと<br />
思う。</p>
<div class="gyoukan">&nbsp;</div>
<p>私が祖父母の家の縁側で、大好きなお絵描きをして遊んでいると、そこに、紀彦叔父ちゃ<br />
んがやって来た時のこと。</p>
<p>「おっ、まーちゃん絵を描いてんの？どれどれ、うわっ、結構上手いなぁ。将来は、絵描<br />
きさんにでもなるのかな？」</p>
<p>そう言いながら、紀彦叔父ちゃんは、私の側に近寄ってくる。</p>
<p>紀彦叔父ちゃんが側に来た途端、ムワッと暑苦しさを感じた。</p>
<p>田舎の祖父母の家には、エアコンがなく、扇風機で涼を取るしかなかった。</p>
<p>夜は結構涼しいんだけれど、昼間はまだちょっと暑くて、扇風機は欠かせない。</p>
<p>私も少しジトッと汗ばんではいたけど、側にいる紀彦叔父ちゃんは、私とは比べ物になら<br />
ないくらい、額から頬、首筋にかけて、汗だくになっている。</p>
<p>それに、臭いもすごい。</p>
<p>モワッとした熱気から、鼻にツーンとくる汗の臭いがして、鼻が曲がりそう。</p>
<p>「実はね、叔父ちゃんもこう見えて、小さい頃、まーちゃんのようによく一人でお絵描き<br />
していてね。絵には少しだけ自信があるんだよ」</p>
<p>そう言うと、紀彦叔父ちゃんは、私の背後にピタッとくっ付くように座ると、後ろから手<br />
を前に回して、鉛筆を手に取り、犬の絵を描いて見せてくれた。</p>
]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>施設当主との最後のセックス</title>
		<link>https://zunko.biz/novel/sisetutousyuto/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[瑠璃川 えり]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 17 Sep 2024 15:00:37 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[恋のはじまり]]></category>
		<category><![CDATA[年上の男性と]]></category>
		<category><![CDATA[片思い]]></category>
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					<description><![CDATA[幸せって誰が決めるんだろう。 おかしくない？ なんであたしはこんなに誰かを求めているのだろうか。 幸せになりたいからだよ。 好きになったらだめな人っているの？ それはなんで？ 好きって感情は持っちゃいけない人が存在するわ]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>幸せって誰が決めるんだろう。</p>
<p>おかしくない？</p>
<p>なんであたしはこんなに誰かを求めているのだろうか。</p>
<p>幸せになりたいからだよ。</p>
<p>好きになったらだめな人っているの？</p>
<p>それはなんで？</p>
<p>好きって感情は持っちゃいけない人が存在するわけを教えてよ。</p>
<p>ほらね？言えないくせに。</p>
<p>だったらもう邪魔しないで！</p>
<p>‥‥‥‥‥</p>
<p>‥‥‥</p>
<p>「<ruby><rb>真壁</rb><rp>（</rp><rt>まかべ</rt><rp>）</rp></ruby>さん－。真壁まみさーん」</p>
<p>「はいはーい！」</p>
<p>ここは北海道では有名な大き目な病院だ。</p>
<p>昔からあたしはここに通い続けている。</p>
<p>先生は最初の通い始めからお世話になっている。</p>
<p>けどあたしは<ruby><rb>諦</rb><rp>（</rp><rt>あきら</rt><rp>）</rp></ruby>めている。</p>
<p>疲れたし‥‥‥病院通うことにも。</p>
<p>早いところ、いなくなりたい。<br />
………</p>
<p>………</p>
<p>‥‥‥親が許すわけがないって？</p>
<p>親なんていないし。</p>
<p>施設育ちのあたしに親はいないけど、観察官はいる。</p>
<p>実はあたしは、その監察官の人が好きになった。</p>
<div class="gyoukan">&nbsp;</div>
<p>だからかな。</p>
<p>もうここにいたくないんだよね。</p>
<p>もともとお金がない中で始まっていたこの施設は、</p>
<p>たくさん入って来る、あたしと同じような子が多い。</p>
<p>すごい世の中だよね。</p>
<p>子ども生んどいて、あとは放置プレイ。</p>
<p>ははっ。あたしが親なら最低限のことはするよ。</p>
<p>あーあ、現代は陽気な責任もとれない大人ばっかり。</p>
<p>あたしは誰一人として信を、心を置いている人はいない。</p>
<p>それがあたしの生きる道だった。</p>
<p>でも、監察官の<ruby><rb>当麻</rb><rp>（</rp><rt>とうま</rt><rp>）</rp></ruby>さんと出逢ってしまった。</p>
<p>当麻さんはあたしがあの施設に来てから2年後に入ってきた。</p>
<p>顔面偏差値は低い。</p>
<p>だけど、どの人よりもかっこよく見えて、なにより一番暖かった。</p>
<p>暖かい人間っていないって思ってたから。<br />
………</p>
<p>………</p>
<p>他の監察官さんには悪いけど、あたしより小さい子どもを叩いたり、</p>
<p>介護必須な老人のベッドを蹴ったり、すごく様々問題を起こしている。</p>
<p>この人も同じかも。って思っていたけど、当麻さんが来てから施設は変わった。</p>
<p>物悲しい施設に、当麻さんは輝きをくれた。</p>
<p>その証拠に、問題を起こした監察官はすべて排除。</p>
<p>もともと当麻さんは権力あるご家族の一人なので、</p>
<p>だれも手を出すことも、反対することも出来ないんだろう。</p>
]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>忘れられなかった人</title>
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		<dc:creator><![CDATA[麻梨]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 22 Jul 2022 15:00:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[恋のはじまり]]></category>
		<category><![CDATA[クンニされて]]></category>
		<category><![CDATA[潮吹きしちゃった]]></category>
		<category><![CDATA[片思い]]></category>
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					<description><![CDATA[「あなたは後悔している恋があるようですね」 　たいして信じてもいない、むしろ斜（しゃ）に構（かま）えていた私を嘲笑（あざわら）うように、その占い師は続けた。 「諦めたつもりでも、心は嘘をつけませんよ」 　心臓をぎゅうと掴]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「あなたは後悔している恋があるようですね」</p>
<p>　たいして信じてもいない、むしろ<ruby><rb>斜</rb><rp>（</rp><rt>しゃ</rt><rp>）</rp></ruby>に<ruby><rb>構</rb><rp>（</rp><rt>かま</rt><rp>）</rp></ruby>えていた私を<ruby><rb>嘲笑</rb><rp>（</rp><rt>あざわら</rt><rp>）</rp></ruby>うように、その占い師は続けた。</p>
<p>「諦めたつもりでも、心は嘘をつけませんよ」</p>
<p>　心臓をぎゅうと掴まれたように苦しくなり、私は適当な返事すらできない。<br />
………</p>
<p>………<br />
　友達に連れてこられた占いの館は、いかにもな雰囲気はまるでなく、</p>
<p>むしろ殺風景で何もない部屋だった。</p>
<p>　私、<ruby><rb>春野香澄</rb><rp>（</rp><rt>はるのかすみ</rt><rp>）</rp></ruby>とそう年の変わらない彼女は凄腕の占い師だと言う。</p>
<p> 外見はまるでギャルなのだけれど。</p>
<p>「あなたが次の恋に臆病なのは、どうにもある男性の存在が大きいようですね。<br />
深い運命というか……これは執念かしら？　<br />
いずれにせよ切っても切れない縁があるのは確かです。<br />
ですので、今回の相談内容である『同窓会に行くか行かないか』ですが<br />
『行って運命を探す』というよりは<br />
『行って過去と折り合いをつける』という意味で吉でしょう」</p>
<p>　斜に構えていた占いで、とんでもない結果が出てしまった時。</p>
<p>　人は多分自分が思う以上に間抜けな顔をしていることだろう。<br />
………</p>
<p>………</p>
<p>………<br />
　女の子は「かわいい」と言い続けるとかわいくなるのだと母は言い、</p>
<p>孫――私の姪に文字通り目に入れても痛くないくらい「かわいい」と愛でている。</p>
<p>　<ruby><rb>嘗</rb><rp>（</rp><rt>かつ</rt><rp>）</rp></ruby>てはあんたのこともこうやって育てたのよ、と言われたときはなんとも言えないくすぐったさを覚えたのだが、</p>
<p>……母には言えないが、それをかき消す否定の言葉を子供の頃に浴びせられたせいか、</p>
<p>私は今「かわいい」と対局の生き物となってしまった。</p>
<p>　わけあって実家に出戻り中の私は、</p>
<p>孫の顔を見せに帰省した妹と数ヶ月ぶりに顔を合わせた。</p>
<p>　生後一年に満たない生物の奇妙な柔らかさが恐ろしくて、</p>
<p>ぎこちない抱っこしかできない私を妹は馬鹿にしたように笑った。</p>
<p>「お姉ちゃん、将来のためにもうちょっと慣れといた方がいいんじゃないの？」</p>
<p>「あー、それはお母さんの介護的な意味で？」</p>
<p>「うわ。笑えない」</p>
<p>　露骨に嫌な顔をされたのでちょっと傷ついた。</p>
<p>　私のせいでぐずりそうだった姪っ子を抱き上げた妹は</p>
<p>よしよしと揺れながら背中をぽんぽんとする。</p>
<p>　ふにゃふにゃの生き物は妹に抱き着きながらももぞもぞと落ち着かない。</p>
<p>私と妹は五つ歳が離れているので、妹が嘗て母にあんなふうに抱かれてい光景を知っている。</p>
<p>　ぐにゃぐにゃで乳製品っぽいような匂いをした生き物が、</p>
<p>いつのまにか自分のふにゃふにゃを抱いている――</p>
<p>なんだか奇妙だなぁと感慨深くなった。</p>
<p>　ちなみに、自分が赤ちゃんを抱いている将来など全く想像できない。</p>
<p>「あんたまで<ruby><rb>煽</rb><rp>（</rp><rt>あお</rt><rp>）</rp></ruby>らないでよー。最近やっと母さんの『結婚まだなの？』攻撃が止んできたんだから」</p>
<p>「一時的に孫に夢中になっているだけだからね。心配の種は拭えてない」</p>
<p>「うぇー」</p>
<p>「いや、『うぇー』じゃないって。……まだ、アレのこと忘れられない感じ？」</p>
<p>　妹は急に神妙な顔になったので、</p>
<p>すぐに「ないない」と否定。<br />
………</p>
<p>………<br />
　そう。私には婚約者がいたのだ。</p>
<p>　母に勧められた結婚相談所の紹介で知り合った彼……</p>
<p>いや、野郎とは文字通り「結婚を前提にお付き合い」を重ね、</p>
<p>じゃあそろそろ結婚するか、という所で彼の浮気が発覚した。</p>
<p>　というか、状況から見るに私が浮気相手だった。</p>
<p>　野郎には長年付き合っていた彼女がいたのだが「ヤるには丁度いいが、結婚はしたくない女」だったそうで</p>
<p>（口にするのもはばかられるレベルの最悪さだけれど本人がそう言ってた）</p>
<p>逆に私は「結婚相手として相応しい相手（セックスは微妙）」だったらしい。</p>
<p>つまりは野郎の条件として都合がよかったのである。</p>
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			</item>
		<item>
		<title>片思いの彼から電車で告白…</title>
		<link>https://zunko.biz/novel/kataomoi-kokuhaku/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[瑠璃川 えり]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 20 Jan 2021 02:22:50 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[不倫・禁断の恋]]></category>
		<category><![CDATA[幼馴染と]]></category>
		<category><![CDATA[片思い]]></category>
		<category><![CDATA[電車・バスの中で]]></category>
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					<description><![CDATA[「なぁ弓。お前さ、彼氏と最近はいつした？」 「へ？」 あたしは森川 弓（もりかわゆみ）。 高校から友達として一緒にいた男子、早田勇人（さわだゆうと）からその話は出されて驚いた。 「な、な、な、んで！！？？」 「いやなんか]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「なぁ弓。お前さ、彼氏と最近はいつした？」</p>
<p>「へ？」</p>
<p>あたしは<ruby><rb>森川 弓</rb><rp>（</rp><rt>もりかわゆみ</rt><rp>）</rp></ruby>。</p>
<p>高校から友達として一緒にいた男子、<ruby><rb>早田勇人</rb><rp>（</rp><rt>さわだゆうと</rt><rp>）</rp></ruby>からその話は出されて驚いた。</p>
<p>「な、な、な、んで！！？？」</p>
<p>「いやなんか昔はよく好きな奴の話したよなーって思い出してさ」</p>
<p>「それはわかるけどなんでアダルトな話をアンタにしなきゃないのよ」</p>
<p>「俺らの仲じゃん」</p>
<p>「…してないよ。だって彼氏すらいない。馬鹿にしてんの？？」</p>
<p>「そういうことじゃないよ」</p>
<p>…昔からそうだ。</p>
<p>勇人は人の心にずかずか入ってきて、爪痕を残しては去っていく。</p>
<p>この部屋だってそう。</p>
<p>勇人の…男性の部屋に女性入ってきたらさ、それなりになるじゃん。</p>
<p>いや、あたしがいやらしいだけか！？</p>
<p>だってさ、あたし、今まで彼氏いたことないもん。</p>
<p>勇人には “仕事が忙しくてなかなか会えない年上と付き合っている” と言っていたから。</p>
<p>なんでかっていうと、あたしはもうずっと前から勇人が好きだから。</p>
<p>学生の頃からずっと。</p>
<p>今でも。</p>
<p>でもね、あたしの友達のミクも勇人が好きなの。</p>
<p>ミクに「勇人くんが好き？」と高校一年で聞かれたとき、正直に言えなかった。</p>
<p>それを引きずっている。</p>
<p>今、勇人はミクと付き合っている。</p>
<p>どうやら勇人はもともと好きだった人がいなくなってしまったから、付き合えると答えたそうだ。</p>
<p>寂しかったけど、ミクだしと思って目をつぶってた。</p>
<p>「そういう勇人はどうなのよ。ミクとは」</p>
<p>「んー…別れようかな」</p>
<p>「は！？」</p>
<p>「浮気してる」</p>
<p>「へ！！？？」</p>
<p>まさか！？</p>
<p>あのミクが！！？？</p>
<p>「なによ、ミクが浮気してるんなら振り向かせなきゃ！！何してんの！！！」</p>
<p>「ちげーよ」</p>
<p>「ちがうって…」</p>
<p>急に勇人はあたしに近づいてきて、手を握った。</p>
<p>触れられた個所から勇人の温かみを感じる。</p>
<p>「俺が浮気してるの。高校の時から」</p>
<p>そのまま頭にはてなを付けていると勇人はあたしにキスをした。</p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>リモートの忘年会で憧れの上司と…</title>
		<link>https://zunko.biz/novel/remote-year-end-party/</link>
					<comments>https://zunko.biz/novel/remote-year-end-party/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[青井 七海]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 02 Jan 2021 13:13:06 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[恋のはじまり]]></category>
		<category><![CDATA[クンニされて]]></category>
		<category><![CDATA[上司と部下]]></category>
		<category><![CDATA[年上の男性と]]></category>
		<category><![CDATA[片思い]]></category>
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					<description><![CDATA[ぴこん、ぴこん、とPC画面から聞き慣れた音がする。 見慣れた同僚のアイコンが、次々とチャット画面にログインしてきていた。 「わ、もう忘年会の時間かぁ」 私はちらっと鏡を見て、化粧崩れがないかを確認する。 髪型も洋服も、気]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ぴこん、ぴこん、とPC画面から聞き慣れた音がする。</p>
<p>見慣れた同僚のアイコンが、次々とチャット画面にログインしてきていた。</p>
<p>「わ、もう忘年会の時間かぁ」</p>
<p>私はちらっと鏡を見て、化粧崩れがないかを確認する。</p>
<p>髪型も洋服も、気合の入りすぎてない、けれど清潔感ある装いだと感じてもらえそうなものを選んだ。</p>
<p>ぴこん、とまた入室を知らせる音が鳴る。</p>
<p>そのアイコンを確認した途端、私の胸はドキドキと忙しない音を立て始めた。</p>
<p>可愛らしい写真でもおしゃれな画像でもない、ただの茶色のアイコンである。</p>
<p>それがなんとも、上司であるその人に似合っていて、私の唇は自然と笑みを浮かべた。</p>
<p>「私も入らなきゃ」</p>
<p>一度深呼吸をしてから、私は何気ない顔でチャットルームにログインした。</p>
<p>「こんばんはー、<ruby><rb>西宮</rb><rp>（</rp><rt>にしみや</rt><rp>）</rp></ruby>です」</p>
<p>おつかれ、よぉ、と同僚たちが気安く返事をよこす。</p>
<p>ご時世柄、各自の自宅からリモートで行うことになった忘年会の、いまは開始時刻の三分前だ。</p>
<p>「皆さん、ご自宅に料理届いてますか？あ、お酒は部長の奢りです」</p>
<p>幹事の言葉を聞いた途端、総勢二十名の社員たちが息をピッタリ合わせて「<ruby><rb>牧谷</rb><rp>（</rp><rt>まきたに</rt><rp>）</rp></ruby>部長ありがとうございます！」と元気よく声を上げた。</p>
<p>「なるべく各自の好みに合わせた酒を送りたいと思ってな、西宮に協力してもらって選んだんだ。良ければ飲んでみてくれ」</p>
<p>にこにこしながら、穏やかな口調で牧谷部長がそう言った。</p>
<p>私は「お口に合えばいいんですけど」と、部長の発言に口を添えて、PC画面に笑顔を向ける。</p>
<p>「あっ、時間ですね。部長、乾杯の音頭をお願いします」</p>
<p>「ん……そうか」</p>
<p>部長は少し照れくさいのか、苦笑気味にそう応えて、手元のビール缶を画面の前にかざした。</p>
<p>「今年も皆よく頑張った。ありがとう。乾杯」</p>
<p>部長のシンプルな挨拶に続いて、乾杯！とPCを通して全員の明るい声が響く。</p>
<p>少人数の部署だからこそ、気が合う合わないは別にして、みんな気心の知れた仲だ。</p>
<p>同じ場で盃を酌み交わせていなくとも、一年の終わりに全員で顔を合わせるのは嬉しいと、素直に思える。</p>
<p>仲良しの同期、飄々として何を考えているのか分からない先輩、おっとりした後輩。</p>
<p>入退社の時期や、時勢などが重なって、いま部署には私以外の女性はいないが、それでも居辛いと感じることはなかった。</p>
<p>お世話になった面々、お世話した面々が画面ごしに雑談を繰り広げている。</p>
<p>けれど、その楽しいはずの内輪トークは、開始早々から私の耳を素通りしていた。</p>
<p>対面でなくPCを通している今、幸いなことに各自の視線がどこに向いているかは分かりにくい。</p>
<p>それを良いことに、私はじーっと部長を見つめた。</p>
<p>ゆるく癖のついた茶色がかった髪と、柔和で温かな眼差し。</p>
<p>部長はいつも、にこにこというより、ほわほわしている。</p>
<p>うっかり革靴とサンダルを片方ずつ履いて来てしまうようなところがあるが、その実力は折り紙付きで、三十歳半ばで重要な役職を任されている。</p>
<p>たぶん背丈は180cmを少し超えるぐらいで、平均的な身長程度はある私でも、見上げないと目が合わない。</p>
<p>社内では敬愛と尊敬と、ちょっとだけ心配の眼差しを集めている部長だが、ライバル企業からは「アイツとは案件を取り合うな死ぬぞ」と言われている。</p>
<p>画面端の部長は、ビールを飲みながら社員全員に届けられた料理に箸をつけていた。</p>
<p>特に発言をするわけではないが、盛り上がる部下を温かい眼差しで眺めている。</p>
<p>背景に映し出されている部長の自室には、あまり物がないようだった。</p>
<p>荒れているわけではないが、きっちりと片付けられているわけでもない、ある意味男性っぽい部屋という印象。</p>
<p>誰かと一緒に暮らしているわけではなさそうだ、と私は密かに胸を撫で下ろした。</p>
<p>「お？」</p>
<p>部長が小さい声で呟いた。</p>
<p>どうやら箸から落ちた豆が転がって、どこかに行ってしまったようだ。</p>
<p>「いなくなってしまった……」</p>
<p>その一連の流れを見ていたのは私だけのようで、思案げに首を傾げている部長に、何かしら声をかける社員はいない。</p>
<p>んんん〜〜っ！かわいい……！</p>
<p>私はニヤつく顔を誤魔化すために、部長が送ってくれたカクテルの缶をぐっと煽った。</p>
<p>甘くて濃いカシスとオレンジが喉を通って初めて、「これ結構アルコール濃いめだなぁ」と気づく。</p>
<p>「ところでさ、西宮」</p>
<p>普段から何かと関わることの多い同期の青山が、赤ら顔をしながら私に声をかけてくる。</p>
<p>マイクに向かって返事をすると、だいぶ酒の入った大きな声がスピーカーから飛び出してきた。</p>
<p>「好きな奴いるんだろ？どーなった？」</p>
<p>………</p>
<p>「黙って」</p>
<p>咄嗟にドスの利いた声が出てしまった。</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>憧れの彼…</title>
		<link>https://zunko.biz/novel/akogare-no-kare/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[Moin]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 15 Dec 2020 02:46:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[恋のはじまり]]></category>
		<category><![CDATA[年下の男の子と]]></category>
		<category><![CDATA[片思い]]></category>
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					<description><![CDATA[今日も彼は私の前にいた。 そして彼は私の目を見つめる。 金曜の朝、いつもと同じ時刻の、同じ人を乗せた電車に乗る。 いつもと同じように奥の扉の横に立つ。 混み合う時間帯だから座れたことは無いけれどドアサイドは居心地が良い。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>今日も彼は私の前にいた。</p>
<p>そして彼は私の目を見つめる。</p>
<p>金曜の朝、いつもと同じ時刻の、同じ人を乗せた電車に乗る。</p>
<p>いつもと同じように奥の扉の横に立つ。</p>
<p>混み合う時間帯だから座れたことは無いけれどドアサイドは居心地が良い。</p>
<p>横にも後ろにも体重をかけられるし他人とぶつかることもない。</p>
<p>そして彼がいる、憧れの。</p>
<p>春までは立ち位置が定まらず、あちこちのつり革を掴んでいた。</p>
<p>けれどある時から車内に進入するといかにも心地良さそうな空間が生まれることに気付き、私はそこへ収まるようになっていた。</p>
<p>しばらくしてから真向かいに立つ人が毎朝同じであることに気付いた。</p>
<p>背が高くて、落ち着いた色のパーカーと黒のパンツがよく似合う、茶髪の若い男性。</p>
<p>顔を見ようとしたら窓の方ばかり向いて、最初の頃は顔を知らなかった。</p>
<p>横顔と骨格からイケメンオーラがだだ漏れな彼の顔を知らないままでいる選択肢は考えられず、怪しまれない程度に根気よく顔を上げていた。</p>
<p>そしていつの日か、目が合った。</p>
<p>びっくりするほどカッコよくて、とてもタイプな顔だった。</p>
<p>大きな瞳と涙袋、艶っぽい唇が魅力的な甘いフェイスで、明るい髪色がピッタリ。</p>
<p>思わず声が出てしまいそうになって私は露骨に顔を下げた。</p>
<p>その日以降、何故だか彼は横顔をほとんど見せなくなった。</p>
<p>顔を上げると、彼はこちらを向いていてよく目が合った。</p>
<p>外見が好き、中身も知りたい、そんな気持ちで彼を見ていたけれど、彼は何を思って私を見ているのだろう。</p>
<p>彼の優しい表情とキラキラとした瞳に吸い込まれてしまいたい。</p>
<p>彼の視界に入るならできるだけ可愛い姿で在りたくてヘアメイクにかける時間は倍になった。</p>
<p>コーデもワンパターンにならないように努力して、男ウケの良い服を選んだ。</p>
<p>触れ合ったこともなければ声を交わしたこともない相手と、平日の朝15分間向かい合って立ち、僅かな時間目を合わせる。</p>
<p>その少ない時間が愛おしくて、彼に対する &#8220;好き&#8221; が積もった。</p>
<p>今日も彼は相変わらずカッコよくて、私は素敵な時間を過ごせた。</p>
<p>彼は私の降車駅より一つ手前で降りる。</p>
<p>背を向けて電車を降りるときだけ彼を図々しく見ることができた。</p>
<p>通常は「また明日」と心の中で呟くけれど、今日は金曜だから「また来週」と少し寂しい気分。</p>
<p>そして特別感が過ぎ去った時間が進む。</p>
<p>駅を出て、職場に向かい、ひたすら仕事。</p>
<p>「<ruby><rb>桃川</rb><rp>（</rp><rt>ももかわ</rt><rp>）</rp></ruby>さん、印刷会社の方が来てます」</p>
<p>オフィスの出入口に近い位置の先輩に声を掛けられた。</p>
<p>高い棚が並んでいるせいで出入口付近の様子はここからは見えない。</p>
<p>でもいつも訪れる男性なら今にでも顔を出して威勢の良い挨拶を響かせる。</p>
<p>しかし今日はその気配が無い。</p>
<p>一体誰だろう。</p>
<p>資料を持ち、棚の角を曲がった。</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>こんな告白の仕方ってアリ？…♡</title>
		<link>https://zunko.biz/novel/how-to-confess/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[瑠璃川 えり]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 21 Nov 2020 15:00:24 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[マニアック]]></category>
		<category><![CDATA[年下の男の子と]]></category>
		<category><![CDATA[片思い]]></category>
		<category><![CDATA[電車・バスの中で]]></category>
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					<description><![CDATA[「おめでとーー！！」 出勤早々、突然の祝福が… なんで筒抜けなんだ…と思ったら横の男性はピースサインをして喜んでいる。 「なんで！！？？」 「佐伯さんーやっと彼氏ゲットですね！」 「は！！？？ちょっと酒井ちゃん何言って…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「おめでとーー！！」</p>
<p>出勤早々、突然の祝福が…</p>
<p>なんで筒抜けなんだ…と思ったら横の男性はピースサインをして喜んでいる。</p>
<p>「なんで！！？？」</p>
<p>「佐伯さんーやっと彼氏ゲットですね！」</p>
<p>「は！！？？ちょっと酒井ちゃん何言って…」</p>
<p>「何って念願の彼氏、あーんど片想い卒業ですよ！！」</p>
<p>同僚の酒井ちゃんにそう言葉にされると恥ずかしくって顔を赤く染めてしまう。</p>
<p>その反応を見た酒井ちゃんはにやにやとしながら、私の隣に立つ男性の横のお腹をツンツンとさしている。</p>
<p>「ちょっとー。罪な男だねー」</p>
<p>「…え、片想い！？」</p>
<p>酒井ちゃんの言葉に、私の隣に立つ男性は目を丸くした。</p>
<p>「佐伯さん言ってなかったんですか！？」</p>
<p>「あーもー恥ずかしい…」</p>
<p>「ずっと片想いしてたんですよ！」</p>
<p>「俺ってば罪だ」</p>
<p>「アンタもいちいち反応しないで！」</p>
<p>なぜこんなことに…</p>
<p>それは…</p>
<p>少しだけ時間を戻してお話していきたいと思います。</p>
<div class="gyoukan">&nbsp;</div>
<div class="t-aligncenter">『時を戻そう』</div>
<div class="gyoukan">&nbsp;</div>
<p>では、どうぞ…</p>
<p>私の一日は、満員の地下鉄に入り込むことから始まります。</p>
<p>あまりにも人が多く、初めの頃私は時間帯をかなり早めて回避していました。</p>
<p>ピピ、ピピ、と鳴り響く携帯電話のアラーム。</p>
<p>私はいつも通りこのアラームで起きるのです。</p>
<p>けれどどうでしょうか。</p>
<p>見事に起きれませんでした。</p>
<p>結果、５０分遅れで自然に起床。</p>
<p>「…いまからだと間に合うけど満員なんだよなー…」</p>
<p>苦渋の選択を求められた。</p>
<p>欠勤も考えたが、今日は後輩の送迎会があるから体調不良では休めない。</p>
<p>しかたなく、満員電車で妥協することに決めた。</p>
<p>いつも通りシャワーを浴びて、着替えて化粧をしていた。</p>
<p>その日はたまたま送迎会主役の後輩がくれた香水を少しだけつけてみた。</p>
<p>可愛がった後輩。</p>
<p>まさか結婚するためにうちの会社辞めて、稼ぎのいい営業職に就くことになるとは。</p>
<p>本当の弟のように大好きだった。</p>
<p>…もちろん、男性としても好きだった。</p>
<p>だからこそ最後は送迎会として、同じ同僚だったとして出席はしたいのだ。</p>
<p>会社は基本的には自由な服装。</p>
<p>今日は少しだけおしゃれをしよう。</p>
<p>服は後輩が「かわいい」と言ってくれた、あの服で。</p>
<p>叶わない恋愛を少しでも良い想い出にしようと必死な私だ。</p>
<p>振り向いてほしいわけではない。</p>
<p>けど、何もなかった関係では終わりたくない気持ちはあった。</p>
<p>だからこの服を着て、香水をつけて、最後に気持ちだけ伝えて終わろう。</p>
<p>そう、心に決めた。</p>
<p>「よし」</p>
<p>ほんのり赤みさすグロスを唇に乗せたら、化粧は終わりだ。</p>
<p>バッグを持って、私は自宅から出た。</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>幼馴染との約束…</title>
		<link>https://zunko.biz/novel/promise-with-neoteny/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[瑠璃川 えり]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 02 Nov 2020 15:00:51 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[恋のはじまり]]></category>
		<category><![CDATA[幼馴染と]]></category>
		<category><![CDATA[片思い]]></category>
		<category><![CDATA[遠距離恋愛]]></category>
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					<description><![CDATA[小さい頃の約束って、覚えていますか？ 少なくともあたし、森（もり）あおいは覚えています。 本当に大好きな人との約束。 将来お互いに夢を叶えよう。 そして、結婚して楽しい夫婦になって、死ぬまで一緒にいよう。 …あたしだけか]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>小さい頃の約束って、覚えていますか？</p>
<p>少なくともあたし、<ruby><rb>森</rb><rp>（</rp><rt>もり</rt><rp>）</rp></ruby>あおいは覚えています。</p>
<p>本当に大好きな人との約束。</p>
<p>将来お互いに夢を叶えよう。</p>
<p>そして、結婚して楽しい夫婦になって、死ぬまで一緒にいよう。</p>
<p>…あたしだけかな。</p>
<p>覚えているのは。</p>
<p>でも、忘れないよ。</p>
<p>どんなに夢がかなった後だとしても…</p>
<p>ね、<ruby><rb>翼</rb><rp>（</rp><rt>つばさ</rt><rp>）</rp></ruby>ちゃん。</p>
<p>………</p>
<p>………</p>
<p>………</p>
<p>「いらっしゃいませー！」</p>
<p>ここは小さなケーキ屋の　“パルム堂”。</p>
<p>お客様は多くいるわけではないが、リピータ―が多くて、楽しく営んでいる。</p>
<p>「こんにちはー、あおいちゃん」</p>
<p>「あ、こんにちはー、<ruby><rb>梢</rb><rp>（</rp><rt>こずえ</rt><rp>）</rp></ruby>のばあちゃん！」</p>
<p>「今日も一押しのショートケーキをくださいな」</p>
<p>「はいっ！」</p>
<p>朝はまだ８時。</p>
<p>しかしリピータ―は最初のケーキが焼けるころ合いのこの時間帯にやってくる。</p>
<p>鼻歌を歌いながら、あおいは小さなピンク色の箱に詰めている。</p>
<p>「おや、今日はまた違う曲だねぇ」</p>
<p>「気づきました？」</p>
<p>「当たり前だよー。あおいちゃんのファン歴は長いんだからねー」</p>
<p>「ありがとねー！ではでは梢ばあちゃん、今日はあたしのお給料日だから、ファン１号ってことで100円おまけ！！」</p>
<p>「あらーうれしいわぁ」</p>
<p>あおいにとってこの時間が幸せなのだ。</p>
<p>大好きな仕事をして、大好きな近所の人たちと会話する。</p>
<p>そして鼻歌は決まったアーティストにこだわって歌う。</p>
<p>「おい森。早く手伝え」</p>
<p>「あーはいはい。本当に気が早いんだから村中さんはー」</p>
<p>「あと10分は客来ないだろ。新作考えるぞ」</p>
<p>「はーい！」</p>
<p>こうしてあおいは、夢だったパティシエになって働いている。</p>
<p>あとの叶えるべく夢は、結婚のみ。</p>
<p>けれども…今では会えずにいる。</p>
<p>会えるのは、年に一回のみ。</p>
<p>「さっきの鼻歌」</p>
<p>「はい？」</p>
<p>「<ruby><rb>仲野翼</rb><rp>（</rp><rt>なかのつばさ</rt><rp>）</rp></ruby>が出した曲だろ」</p>
<p>「あ、わかります？」</p>
<p>「今朝のニュース番組でやってた。人気俳優の仲野翼が出した新曲だって」</p>
<p>そう、あおいと結婚しようと約束していたのは、人気俳優兼歌手の、仲野翼。</p>
<p>昔からの付き合いで、互いに好き同士ではあるが、互いに気持ちを確かめられずにいる。</p>
<p>今更、話なんかできない。</p>
<p>「とっととくっつけ」</p>
<p>「なに！？村中さんにはわかりませんよーだ」</p>
<p>「…」</p>
<p>「？」</p>
<p>「相変わらず無防備だな」</p>
<p>「何がですか？」</p>
<p>「こっちの話。ほら。新作のイラストからやんぞ」</p>
<p>「了解です！」</p>
<p>実はあおいと一緒に働く村中優希は、一途なあおいに惹かれていた。</p>
<p>他人に興味などない優希だが、あおいだけは手放せないでいる。</p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
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		<title>打ち上げ花火と真夏の淫夢</title>
		<link>https://zunko.biz/novel/hanabi/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[愛島 澄人]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 18 Oct 2020 08:47:55 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[恋のはじまり]]></category>
		<category><![CDATA[片思い]]></category>
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					<description><![CDATA[私がずっと憧れていた片思いの幼馴染 大学3年の夏にさしかかり、そろそろ本腰を入れて就活に取り組まなくちゃと思いながも、なかなか重い腰が上がらず、そのまま夏休みへと突入。 この時期になると、 「幸恵、たまには戻って来て顔を]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h3>私がずっと憧れていた片思いの幼馴染</h3>
<p>大学3年の夏にさしかかり、そろそろ本腰を入れて就活に取り組まなくちゃと思いながも、なかなか重い腰が上がらず、そのまま夏休みへと突入。</p>
<p>この時期になると、</p>
<p>「幸恵、たまには戻って来て顔を見せなさい」</p>
<p>と、毎年実家の母から電話がかかってくるのだ。</p>
<p>夏休みは友人と旅行に行ったりして忙しいし、来年は4年だから今年は就活も頑張って、少しでも余裕を持って将来のことを考えておかなくちゃいけない。</p>
<p>それに、わざわざ実家に帰省するなんて面倒だとも思っていたから、いつもなら今回も断っていただろう。</p>
<p>でも、こんなダラけた気持ちで就活してもどうせ上手くいかないだろうと思った私は、気分転換に地元の実家に里帰りすることにしたのです。</p>
<p>東京駅から新幹線に乗って、岡山駅で在来線に乗り換え、地元の津山駅に向けて出発したその道中で、昔の記憶が徐々に蘇り、懐かしい思い出にふけっていました。</p>
<p>「そう言えば、タクちゃんって今何しているんだろう？」</p>
<p>ふと幼馴染のタクちゃんのことを電車に揺られながら思い出していた。</p>
<p>タクちゃんとは、実家の隣に済んでいる松倉さん宅の息子さんのことで、松倉拓郎という名前の私の幼馴染である。</p>
<p>私より1歳年上で、幼稚園、小学校、それに、中学校に高校と15年もの間、彼と私はずっと学校が同じ。</p>
<p>名前が拓郎だから、幼い頃から私は彼のことをタクちゃんと呼んでいた。</p>
<p>タクちゃんと言えば、泳ぎがすごく達者だった記憶が真っ先に思い浮かぶ。</p>
<p>水泳部だったタクちゃんは、キャプテンも務め、出場した試合ではいつも好成績。</p>
<p>彼の自宅には、今まで小学生の頃から高校生までに多くの大会で獲った、メダルやらトロフィー、賞状といった、数え切れないほどの数々の輝かしい栄光が飾られている専用の部屋もあるのだ。</p>
<p>そんな泳ぎが得意なタクちゃんは、スポーツだけでなく、頭もよかったので、テストの点数はいつも学年トップクラスで、難関大学を狙える成績だった。</p>
<p>それだけではない。幼馴染の私が言うのもあれだが、タクちゃんは芸能人と比較しても、全然引けを取らないぐらい男前だと思う。</p>
<p>学校中の女子生徒たちの憧れの存在でもあったのだ。</p>
<p>かく言う私も幼い頃からタクちゃんに密かに憧れを持っていた女子の一人である。</p>
<p>タクちゃんの顔って、ビックリするほどあの羽生○弦選手に似ていて、まるで白馬の王子様といったようなイケメンなんです。</p>
<p>ただ、本家のようなスリムな体型ではなく、筋肉をまとったガッチリ体型をしている。</p>
<p>身長は185センチあり、肩幅が広く、水泳選手特有の逆三角形で胸板も厚く、全身筋肉ムキムキでパキパキにくっきりと割れた腹筋なんか惚れ惚れするほどだ。</p>
<p>女性なら誰もがきっとうっとりしちゃうような体格をしているんです。</p>
<p>吹奏楽部だった私は、水泳部でプールを泳ぐタクちゃんのことが気になって、いつも校内の3階にある音楽室からプールをこっそり見ていました。</p>
<p>鍛え上げられた胸筋や背筋はもちろん、女子校生になりちょうど多感になっていた頃だったからか、水着の股間部分の膨らみが妙に気になってドキドキしていた。</p>
<p>見れば見るほど胸が熱くなり、それと同時に私のアソコもジンジンと熱くなっていた。</p>
<p>すると、いつの間にか思わず咥えていたクラリネットの先端を憧れのタクちゃんのアソコに見立てていろんな妄想をしていたのである。</p>
<p>「やだ・・・私ったら。なんてはしたない女なんだろう・・・」</p>
<p>私はほのかに頬を赤らめながら、いつも彼のたくましい肉体に熱い視線を送っていた。</p>
<p>電車が津山駅に着き、そこからは実家までタクシーに乗って行くことに。</p>
<p>駅から実家までは大体30分ほどかかるが、タクシーの中でも懐かしいタクちゃんの思い出は止まらない。</p>
<p>そう言えば、彼は生徒会長もやっていて、お年寄りや小さな子供に親切で優しかった。</p>
<p>それに、正義感も強かったので、学校中の生徒から信頼され、クラスメイトには男女問わずみんなに慕われていた記憶がある。</p>
<p>そんな魅力がたくさん詰まったあの大きくてたくましい背中に、私は魅了されたのだ。</p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>大好きなバンドマンに手を引かれ…</title>
		<link>https://zunko.biz/novel/bandman/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[床井]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 05 Oct 2020 01:30:19 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[恋のはじまり]]></category>
		<category><![CDATA[片思い]]></category>
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					<description><![CDATA[私がそのバンドに出会ったのは、二年前の冬だった。 あの日の私はとにかくボロボロで、そのバンドとの出会いを思い出すとそれと同時に今では笑ってしまうような悲惨なことも思い出してしまう。 「悪い、他に好きな人が出来た。もうお前]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>私がそのバンドに出会ったのは、二年前の冬だった。</p>
<p>あの日の私はとにかくボロボロで、そのバンドとの出会いを思い出すとそれと同時に今では笑ってしまうような悲惨なことも思い出してしまう。</p>
<p>「悪い、他に好きな人が出来た。もうお前とは付き合えない」</p>
<p>結婚を考えていた彼からの突然の言葉に呆然とし、なんとか彼を引き留めようと泣きながら縋り付いた私だったが、つい先日まで恋人だった相手だとは思えないほどに乱暴な手つきで振り払われ、一人取り残された居酒屋。</p>
<p>騒がしいお店で、普通恋人と会う時は使わないようなお店、それでも私はそれだけ彼が私に心を許してくれているのだと思ってた。</p>
<p>気を使わなくても安心できて、少しくらいわがままを言える相手。</p>
<p>そんな風に私は自分のことを思っていたが、実際はテキトーに扱ってもいいような、新しく気になる人が出来たら簡単に手を放してしまえるような、そんな相手だったようだ。</p>
<p>周りは酔っぱらいばかりで、泣いている私に気付いないのか、気にしていないだけなのか、とにかく私は一人、居酒屋で泣いた。</p>
<p>ほとんど彼が食べた料理の皿と、机の隅に残されたままのお会計用の紙。</p>
<p>それが視界に入るとあまりにみじめで、ただ首を下げながら身体中の水分が全て出てしまうのではと思うくらいに一人、号泣した。</p>
<p>そんな中、聞こえてきたのがその曲だったのだ。</p>
<p>騒がしい居酒屋のＢＧＭはラジオ番組で、それも狭い地域でやっている地元のラジオ。</p>
<p>地元で活動しているというバンドのその曲は、キャッチ―でもなければ特段上手というわけでもない、普段なら気にも留めないメロディー。</p>
<p>でもその少しかすれたボーカルの声とどこにでもありそうなメロディーが、その時の私の心をほんの少しだけ癒してくれて、それでなんとか私はお会計を済ませて一人帰ることが出来たのだった。</p>
<p>その後、私はそのバンドのＣＤを手に入れ、狭いライブハウスでライブがあると聞けば通うようになっていった。</p>
<p>あまり人気もないバンドだった彼らだったが、時とともに人気が出るようになり、なんとつい先日メジャーデビューが決まったそうで、今日がきっと、私が彼らに会える最後のライブになるのだと思う。</p>
<p>活動を続けるたびに少しずつファンが増え、ライブハウスは大きくなっていったが、今日はいつものあの狭いライブハウスで、地元のファンに向けた記念ライブなのだそう。</p>
<p>ネットを探しても今日の情報はなく、どうも常連だけに声をかけていたようだ。</p>
<p>私は出待ちをしたこともなく、彼にプレゼントを贈ったことも声をかけたこともない、本当に目立たないファンの一人だった。</p>
<p>それでも今日だけは、彼にプレゼントを渡したいと思い、彼がいつもしているネックレスと同じブランドのブレスレットをカバンに入れてきた。</p>
<p>「あなたの声で、私は本当につらい時を乗り越えることが出来ました。これからも応援しています」</p>
<p>そう伝えられたらいいなと、そう思いながら訪れたライブハウス――</p>
<p>やっぱり彼らのライブはとても楽しくて、今日この場に来られて本当に良かったと思った。</p>
<p>ファンからプレゼントを直に渡せる時間もあり、私は初めて彼と言葉を交わした。</p>
<p>あまりの緊張に声が震えていたかもしれない。</p>
<p>それでも優しく微笑んでくれる彼に、身体中が熱くなった。</p>
<p>心臓がどきどきして、彼にその音が聞こえてしまうんじゃないか、なんて不安になるほどに。</p>
<p>ライブが終わり会場も片付けの雰囲気になり、私も一人、会場を出ようと出口に足を進めた。</p>
<p>このライブハウスにももう、来ることはないかもしれない。</p>
<p>寂しくて仕方がなく、涙がでそうになる。</p>
<p>これからも彼らの活動が続く限り、私は彼の声を聞いていられるのだから大丈夫――そう自分に言い聞かせて、出口へと続く階段を登ろうと足をかけ――その瞬間、誰かに手首を強くひかれた。</p>
<p>………</p>
<p>………</p>
<p>「えっ」</p>
<p>………</p>
<p>………</p>
<p>驚いてつい声が出てしまうも、その誰かは止まらなかった。</p>
<p>そのままその誰かは「関係者」とかかれた扉へと小走りで私を引っ張り、バタンと扉が背後で閉まる音がした。</p>
<p>混乱したままの私の前で振り返ったのは―――彼だった。</p>
]]></content:encoded>
					
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