「起たせてあげるから」
ちゅ、とそのペニスを取り出して、あたしは先っぽを舌先で舐めてみた。
「っ‥‥‥」
舌先は止まらない。
亀頭のほんとのてっぺんを舌先で円を描く。
そうすれば徐々に硬くなってきた。
若いってすごいな。もうにが汁がたくさん出てきた。
竿の部分はパイズリしようとあたしは脱ぐ。
ムニュっと胸で挟んで上下にこすれば、苦しそうな表情を見せる黒澤くん。
あぁ、彼はほんとうにかわいいんだから。
「社長‥‥春木さん、俺、もうダメです‥‥‥」
「じゃ、これ飲んでね♪」
「え」
「んもーわがままだね。飲ませてあげる」
あたしは先に自分で口に含む。
それから胸ぐらをつかんで引き寄せてからキスをした。
だらっと唾液と新商品の液体が漏れてくる。
ごくりと飲ませれば、なんだかすごくいやらしい気分になった。
「春木さん、これ、やばいです」
見ればはちきれんばかりのペニス。
苦しそうにカチカチに反るくらいに勃起していた。
………
………
「っは‥‥、高まるね」
あたしも少しだけ震えた。
怖いなあたしの新商品は。
「これ媚薬ですね‥‥めちゃくちゃ興奮します」
「ありがとう。‥‥あ、黒澤くん、黒澤くんが持って来てくれたのは?」
「あの、これです」
それはオーバーサイズの赤紫色のワンピース。
触るとどうやら素材は、水着のような感じだ。
「春木さん、これを着てください」
「うん、わかったわ」
あたしは目の前で脱いで、さっそく着てみると、
意外と着心地はいいかと想像していたが、
くすぐったい感じがした。
なんだか見た目と違ってぴったりとしている。
「さ、横になってください」