ひとりエッチ

はじめてのオナニーはメチャクチャ成功した

美由紀みゆきは中学に上がった頃から段々と性欲というものが

ハッキリと肉体的な快感として感じられるようになった。

それまでも彼女は時々、恐らく性欲らしい

ムズムズした感覚を股間辺りに感じることがあった。

そういう時、彼女は自分の性器に何か固くて棒状のものを押し当てて

、グリグリしたり、あるいは割れ目に沿ってその間をゆっくり動かして刺激する。

そんなことをしていると、次第にそのムズムズした感覚は薄く広がり、

気付くと消えている。

まだオーガズムやイクということを知らなかった美由紀には、

その性欲の薄まって消えていく時に感じられる、

形容するならば、快感という水が性器の上で渦を巻いて流れる、

それははじめはとても勢いがいいが、終いの方になると段々とその勢いは悪くなる、

というような感覚であった。

これをオナニーと言っていいのかわからないが、

美由紀はこういう行為を通して無意識に性欲というものを知ったのだった。

何か固くて棒状のもの、これは主に場所によって様々であった。

例えば家の中であれば、

空いたペットボトルのキャップの部分を自分の性器に押し当てる。

割れ目に沿いながら、

と言うよりも性器を覆っている襞を中へ押し込むように、

グリグリと刺激する。

まだ自分の性器、未知の洞窟を自分の手で直に触れる勇気のない美由紀は、

ズボン越しから、もっと気持ち良くなりたい時はパンツの上から、

指では駄目で、固くなくて幅のある棒状でなくてはならない。

美由紀は学校でもそういう行為を誰にもバレないようにさり気なくしていた。

給食の後の掃除の時間、ヒソヒソとホウキの柄を押し当てて見たり…

放課後の誰もいない教室で机の角に股間にあてがって腰を動かしたり…

授業中にボールペンをグリグリして周りの目を気にしながら…

これはすべて小学高学年時代の話で、さっきも書いた通り、

この頃は性器にただ押し当てるだけで間もなくムズムズは消えた。

が、中学生になって、それが段々と治まらなくなって来た。
………

………

………

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