細い身体に見えていたけれど私をすっぽり収めるほどしっかりとした男らしい身体つきだった。
「麻衣さん…好きです…」
「私もだよ。拓也くん」
彼の腕に手を重ねると頬に優しくキスされた。
ふんわりとした柔らかな唇。
抱き締める力が弱まった隙に彼の方を向き、背伸びをして彼の唇にキスをした。
彼は私を支えるように抱き締めて、キスを続けた。
唾液でだんだん濡れてくる唇が卑猥で、彼は今どんな顔をしているのだろうと思い薄目を開けると、思わず息を呑むほど美しい顔がそこにあって口を緩めてしまった。
「んっ…」
彼はそれを狙っていたみたいに舌を差し込んできた。
絡み合う舌と濡れた音がこの後の行為の想像を掻き立てた。
「んぁっ…」
身体はふわりと浮き上がりベッドへ運ばれた。
そっと寝かされ、彼も私の横に身体を倒した。
「すごく幸せ…です。夢かもしれない」
寝転んだことで同じ目線になり、彼の顔がよく見えた。
余裕があるようなキスをしていたくせに、気が緩むと少年のような可愛らしい彼が出現する。
「夢じゃないよ、拓也くん」
「麻衣さん…」
それから身体を密着させて再びキスをした。
彼の硬くなったものを脚に感じ、私のアソコも潤ってきた。
服を脱ぐ為に座ろうとするときも舌を絡め合ったままでいた。
手早く服を脱いでいたつもりだったのにスカートを下ろそうとしたときには、既に彼は滑らかな肌と引き締まった身体を露わにした下着1枚の姿だった。
私はパステルグリーンの下着姿になり、彼に吸い寄せられるように肩を抱かれた。
「外しても…いい?」
頷くと彼はホックを外してそっとブラを取る。
乳房がゆっくりとブラから溢れ、彼はそれをまじまじと見ていた。
まだ触れられてもいないのに乳首はツンと上を向いている。
「んぁっ…」
耳に彼の唇が触れて、身体がピクンと反応した。
彼の手は寄り道することなく肌を滑り、やがてショーツに到達すると丁寧に下ろし始める。
恥じらいよりも彼に大事に思われていることが嬉しくてそれが私を満たす。
「すごく綺麗」
甘い声が耳元に広がりアソコが疼いた。
ねっとりとしたキスをしながら、彼の手が優しく乳房に触れた。
「んっ…」
乳首を弾かれ声が漏れる。
彼に触れられている部分が熱くなって満足感から快楽へと切り替わる。
「俺の方、向いて…座って」
導かれるように彼の上に跨った。
ギュッと強く抱きしめられて、それから両手で大胆に乳房を揉まれた。
淫らな感情が身体をよじらせて彼から離れてしまいそうになる度に、彼は私を引き寄せてキスをする。
「拓也くん…」
開放的になったアソコは熱を持った彼のモノに密着し、私はつい腰を動かしてしまった。
前回の笹尾さんに続き、男の子が下品でなくてストーリー全体に好感が持てます。こんな感じのまた待ってます!