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直樹は愛花の腰に手をやり、それから彼女の滑らかな皮膚を這わせてそのまま背後へ回すと、枕の方へ誘導するように支えてやりながら倒した。
家の前をカラスが鳴いて通る。
直樹の唇が啄むように愛花の顔から首筋を愛撫した。
愛花は目を瞑って、彼の濡れた舌に感じて時々淡く喘いだ。
直樹の口は首筋を下りて鎖骨を越えると、柔らかな肉で盛り上がった小さな丘をゆったりと登り始めた。
接吻しながら、彼は両手で愛花の胸の膨らみを優しく揉んでいた。
いよいよ丘の頂上まで来ると、カプッ、という感じでその桃色の突起を口に含ませて、舌先で転がした。
あんっ、と愛花が上半身を
「気持ち良い?」
「うん」
直樹は見慣れた愛花の貧相な胸を思う存分堪能し、貪ると、愛花の両脚を持ち上げて左右に広げる。
その間に腰を置くと、もう既に露わになった秘壺の蓋をちょいと指でグッと開いて、中を覗いた。
相変わらず綺麗な形と色してるなぁと思った。
愛花は自分の大事な所を直樹にジロジロ見られて、初めてでないのに、とても恥ずかしかった。
「ちょっとそんなに見るの止めてよ!恥ずかしい」
そう言うと愛花は両手を伸ばして隠した。
しかしこんな事はいつもの例だった。
だが未だに愛花はそれに慣れなかった。
やっぱりアソコをジロジロと見られたら、しかも直樹の、まるで綺麗な花でも見つめるような綺麗な目で見られるのは、とっても恥ずかしかった。
しかも朝だ。
愛花の複雑な形をした秘壺は、直接日光に照らされていた訳ではないが、しかしその輪郭はハッキリと見られた。
直樹はニヤニヤと笑いながら、全く力の入っていない愛花の両手を優しく払い除けた。
直樹にとってこの作業は愛花とのセックスの中で一種のルーティーンとなっていた。
よく見ると、そこは愛液で少し濡れていた。
直樹は中指を立てて、それを愛花の秘壺へ挿入した。
秘壺は肉で覆われていて、それは不思議な液体に濡れて熱くなっていた。
指を奥まで挿れると、周りの肉がその長い指をギュッと締め付けた。
愛花はこの時シッカリと直樹の指を体内で感じた。
指が微かに動くと、その拍子に愛花の気持ち良い所にそれが当たって、思わず腰を震わせた。
眉間にシワを寄せた愛花の口から、ため息のような喘ぎ声が漏れ出た。
秘壺に難なく侵入した直樹の中指は、ゆっくり引かれて、又ゆっくり中へ押し込まれた。
ピチャッ、ピチャッ、という水音が微かに聞こえる。
「ああぁん、はぁ、ん、ああ、ああんっ、んあっ」
指は愛花の体を焦らすようにゆっくりと刺激した。
秘壺はたかがこの指の前後運動にひどく翻弄されていた。
愛蜜がドバドバと分泌されていて気付くと直樹の手はメチャクチャ濡れてしまっていた。