「ハァ…ハァ…」
この時、私は寝たふりをしながらも息が上がり始めていました。
でも仕方ないじゃないですか、ずっといやらしい手つきで乳首を弄り続けられたら、そうもなるじゃないですか…
バスの揺れがあるので多少の体の動きは誤魔化せたと思います。でももう下着の中では少し濡れていたと思います。
手はしばらく胸を揉むと下半身に降りてきたんです。
流石にそっちは…っ!
体がビクンと大きく動きました。
無意識に足に力が入って、少しでも触られないよう体が抵抗します。
でもその手は遠慮なしに太ももを掴んで…
「…っ!」
無理やり脚を広げさせたんです。
そしてそのままスカートの中の、一番奥…既に濡れてしまっている下着に触れたんです…
もう恥ずかしくて顔から火が出そうでした。
痴漢されてこんなに濡らしているなんて…それも胸を触られただけで下着が張り付くほど濡らしていたんです。
今思い出しても恥ずかしいやら情けないやら…
でもここで終わるはずもなく、指は下着の上から割れ目を擦ってきたんです。
上下にゆっくり擦られて、もどかしい快感に思わず腰が揺れました。
「ん…んん…」
もう私が寝たふりをしているのはバレバレだったと思います。
指がクリトリスの上を通ると鼻にかかった小さな声が漏れてしまって…
エンジン音がなければ誰かに聞かれていたかもしれません。
下着越しに触られてこんなに感じたことは今でもありません。
きっと深夜のバスの中で痴漢されてるという異常な状況と
周りに沢山人が居て絶対にバレちゃいけないって緊張が私を興奮させてたんだと思います。
「ハァ…ハァ…」
もう息はかなり荒くなっていました。
そんなときです。
「腰、前に出して」