そのタイミングに、普通に考えればありえないことなのに心を読まれたような気がしてドキッとしました。
恥ずかしさと驚きで体が一瞬強張ったけど…
こんなに感じさせられて、もう抵抗なんてとても出来ませんでした。
コクン、と私は黙ったまま小さく頷いちゃったんです。
彼がクス、と耳元で小さく笑って…
その僅かな息にさえゾクゾクしちゃいます。
彼の指先が私のびちょびちょになった割れ目に触れた時、くちゅっと水音がした気がしました。
「ぁあ…っ!」
ぬぷぬぷと肉壁をかき分けて指が入り込んできます。
さんざん乳首やクリトリスをいじられて敏感になっていたそこは指を入れられただけで既にイっちゃいそうでした。
「ん~~~~~っ!」
ほんの少し指を動かされるだけでおかしくなっちゃいそうなほど気持ちよくて…
必死に歯を食いしばって、力いっぱい口を手で覆って声を我慢することしか出来ませんでした。
そうしている内に一度指が引き抜くと今度は二本、指を入れてきたんです。
一本じゃ物足りなかった圧倒的な快感が押し寄せてきます。
「――――っ!!!」
二本に増えた指が私の感じる所を刺激してくるんです。
ぐちゅぐちゅ音を立てながら激しくかき回してきて…
足がガクガク震えて、もう限界でした。
「い…いや、イっちゃう…」
彼にギリギリ聞こえる小さな声で、無意識にそうつぶやいていました。
すると彼は一旦指を止めたんです。
「ぁ…あ…」
すぐに彼は戸惑う私の耳元で「やめる?」と聞いてきて…
こんな状況で、ここまでされてやめるなんて出来ないじゃない
でも続けてなんて言うのも死ぬほど恥ずかしくて…
半泣きで戸惑う私に彼はまた
「それとも知らない男に痴漢されてイきたい?」