優しい声色なのにいじわるっぽくてそれにもドキっとしちゃって…
もう何も考えられなくて、早くいじってほしくて小さく何度も頷きました。
「もう…限界…」
「いいよ、イかせてあげる」
そう言うや否や彼の指が激しく動き始めたんです。
「っんーーーーーっ!!!」
奥深くまでつきながらGスポットをグリグリ刺激してくる。
(イく! イくっ!ホントにイく!イっちゃう!)
背中に電流が走って、私は必死に口を抑えながらビクンビクンと難度も激しく体を跳ねさせて、イってしまいました。
それからすぐに意識がなくなって…気がついたら窓の外はほんのり明るい
まだ眠い目をこすりながらふと昨夜の出来事を思い出して慌てて隣を見たのですが誰もいない空席があるだけでした…
一瞬リアルな夢だったのかな、なんて思いましたがそれはないとすぐわかりました。
だって、自分の座っていた座席の布張りのシートの恥ずかしい位置に不自然なシミが残っていましたから…
これが私が初めての夜行バスで体験したことの全てです。
バス内を見渡してみても結局あの時の男性が誰だったのかわからずじまいでしたがそれも含めて不思議な思い出です。
- FIN -