満員電車で痴漢の指テクに足がガクガク。もう・・ダメ・・・。

なんとか身を捩って抵抗しようとした時、

右手が下着の上から最も敏感な部分をかすった。

爪の先で優しくカリカリとひっかくようなもどかしい刺激に一瞬息が止まる。

男性も、このままこの膨れた敏感な部分を攻めれば、抵抗する力も弱まるはず！と

心の中を読まれているかのように、断固として攻めてくる。

案の定、ハァア…と妙に色っぽい熱い息が口から零こぼれた。

（それダメ、ダメなの。声が、漏れちゃうぅ…）

手はクリトリスの上を擦るように割れ目を

何度も往復するように擦ったり、押しつぶすように摘んでくる。

(～～～っ！だめぇ…気持ちいい)

今すぐ座り込みそうな頼りなく震える足を

なんとか気力で踏ん張らせ、声を押し殺し“ただの乗客”を装う。

痴漢の指に翻弄されて、クリトリスをふくらませ、

今にもイキそうな程に感じているなど、絶対に思われたくない！！

僅かな理性とプライドだけで立っていた。

長い髪で、火照った顔を隠すように俯き、必死でイクのを我慢していたその時

「んんっ…」

下着の中に入ってきた指が、少女の最も大切な割れ目の奥に侵入する。

ぬちゃ、という水音が聞こえそうなほど濡れているのは彼女も自覚していた。

もしも今、私が

「この人痴漢です！」

なんて大声を上げてこの手を掴んだら、きっとその指はヌルヌルした体液にまみれ光っているだろう…

そんな考えですら、もはや彼女を興奮させる材料になっていた。

激しく動く指は奥まで突き刺さり、感じる部分を容赦なく攻め立てる。