直樹は荒ぶる菜摘の脚からズボンを剥ぎ取り、パンツの上から秘部を指で触った。
下から割れ目を見付けて、それに沿ってゆっくり指を這わせる。
腰を僅かにビクッとさせた。
直樹はパンツの上から勃起したクリトリスのある部分を、指の腹でグリグリと押した。
「あああんっ、んんあっ、んん、止めっ!んん!止めて…んん」
白いパンツに小さなシミが滲み出てきた。
ほんの少し触られただけでこんなに感じてしまう自分が、とても情けなかった。
しかしどう足掻いても、体は直樹の指に激しく反応してしまう。
気持ちいい…
「ほら、もう濡れて来たぞ!やっぱり嬉しいんだろ?俺にこうやってされるのが。体は正直だな、ええ?今どんな気持ちだ?」
直樹はそう言って意地悪く笑った。
すると指は更に強く強く菜摘のクリトリスを刺激する。
パンツはどんどん愛液でビショビショに濡れてくる。
今まであらゆる面で関係を持ってきた相手ではあるが、それでももう想いの冷めた直樹にまるで上から踏み付けられて、それが菜摘は心地良かった。
直樹は菜摘のパンツも剥ぎ取ると、自分もズボンとパンツを脱いでペニスを露出させた。
長く深々と生えた陰毛の下に、ペニスが勃起していた。
それはそんなに大きくはなかったが、決して小さくもなかった。
少なくとも菜摘の体にはとてもちょうど良い形と大きさをしていた。
直樹は菜摘の股間を広げて、ヴァギナにペニスの先端を押し当てて、割れ目をゆっくりと擦り焦らした。
焦らされて、菜摘の情欲は更に高く燃え上がり始める。
「もっと焦らしてやろうかと思ったけど、もう我慢出来ねぇや」
そう言うと、直樹はペニスの先端をヴァギナの口まで持って来て、グッと中へ押し込み、腰を前進させた。
固いペニスが菜摘の腰を大きく震わせた。
菜摘は顔を大きく歪ませて喘ぎながら、グーッと体を反らした。
二人の腰がピッタリとくっついた。
「今日も締まってるねぇ。ああ、ソープで高い金払ってやるより全然いいわ。え?いい顔してるなぁ。ホントにいい女見つけたよ」
直樹は腰をゆっくりと動かした。
それに伴って膣がペニスの形に歪められて、菜摘は快感に襲われた。
ちょうど彼のペニスが菜摘の性感帯に当たって、さっきからずっとそこを集中的に刺激された。
「あんっ、あんっ、んん、あっ、んんん、止めて…んん」
菜摘は何とか理性を取り戻そうと、止めて、という言葉を喘ぎ声の中に無理矢理入れ込んでいたが、全く効果がなかった。
それどころか、むしろ直樹を興奮させて、更に激しくさせた。
直樹が激しくなればなるほどピストンは早くなり、菜摘の性感帯を凄まじく刺激した。
気持ち良すぎて、壊れそうになる。
ねちょねちょ、愛液が膣からたくさん分泌されていて、それをペニスが素早く突き上げる。
ピチャッ、ピチャッ、とエロい音が二人の体の間から鳴り響く。
不図、玄関から通じるドアが開いた。
二人は驚いて音のする方を振り返ると、そこには呆然と目を見開いて二人のことを見ている、菜摘の夫が立っていたのだった。