ここまでくればもう一歩踏み込んでも抵抗はないと判断したエステティシャンは次の工程へと移る。
「では次は太腿の付け根からリンパの流れを良くしましょう。」
「あ…え、えっと…」
太腿の付け根、との言葉に思わず体を強張らせる。
すっかり発情しきった体はそこを触ってほしくてたまらず焦れったさに震えているが頭の片隅、僅かに残った冷静な自分が羞恥心や倫理観を盾に抵抗してしまう。
それに今下の方を見られたらびちょびちょの紙パンツ見られちゃう!
そんな優子の気持ちを知ってか知らずかエステティシャンはさっと彼女の足の方へ移動すると紙パンツの上にたっぷりのオイルを回しかける。
すでに濡れていた薄い紙のパンツは彼女がもじもじと足をすり合わせていたせいで割れ目の部分がすっかり破れてしまっていた。
「あ、紙パンツが破れてしまっていますね」
「え?や、やだっ…」
「大丈夫ですよ、このまま続けます」
「えっ、あ…きゃうんっ!」
あまりの恥ずかしさに思わず顔を覆う優子の無防備な股間に遠慮なく指をすべらせる。
ぬるぬるの愛液にまみれたコリコリのクリトリスが指に引っかかると彼はそのままその突起をそっと弾いた。
「はぁあああん!!」
「同時に女性ホルモンの分泌も促します。エストロゲンとプロゲステロンは美肌やスタイル維持に効果があります。積極的に出していきましょうね」
「は、はあぁっ!」
エステティシャンの手は媚薬オイルにまみれて破れた紙パンツの中、ひだの入り口をぬるりと撫でる。
そんなささやかな刺激にさえ充血したラビアがヒクヒク震えて次の刺激を待ち焦がれている。
「っく、んんっ!」
ソフトタッチでぬるぬる愛撫されるとじれったさに腰が浮いてしまう。
カエルのように恥ずかしく開いたガニ股姿で腰を振る優子の姿は天井のカメラから、濡れそぼった陰部は足元の数カ所に仕掛けられたカメラが余すこと無く捉えている。
「あぁ…あ、あぁん…」
女性の体で最も感じる突起と膣内の最も感じるポイントを同時に刺激されるとプシュプシュと汁を吹き出しながら快感に悶える。
散々愛撫されながらも一度も絶頂に達せていない体に理性はすっかり消え失せていた。
ぷっくり膨らんだ恥ずかしいクリトリスはもっともっと私をさわってと言わんばかりに激しく自己主張している。
「もうだめぇ…」
無意識の内に口をついて出た言葉をエステティシャンが繰り返す。