不倫・禁断の恋

いじわる義弟と罪悪感SEX

 ――こちゅっ、こりゅっ、くりゅくりゅくりゅっ!

「あぁっ! あんっ、あん、そこ、つまむのっ! やぁ……あぁっ!」

 耳をふさぎたくなるような水音と、喉からあふれる悲鳴。

 陰唇いんしんをぐいっと引っ張られ、無防備にされた陰核いんかくが、智の指でいじめられている……

 たった30分前の自分は、この未来を予測できたわけがない。

 押し倒されて、キスされて。

 何度も何度も舌を絡められて、ぎゅうぎゅうと抱きしめられた時には、私の危機感も判断力も正常に動いちゃいなかった。

 たっぷりの愛液をすくわれて、その指が、隘路あいろを這い続ける。

 ――にゅちっ、こちゅこちゅこちゅ、くりゅくりゅくりゅ

「うぅ、あぁああっ、やだ、ってばぁっ! そこ、あんっ! やめてぇ……」

 こしょこしょとくすぐられるクリトリスはぷっくりとれてしまったはず。

 同じ場所をしつこくしつこく追いかけて、コスコスされてしまうから、

 身体が「気持ちいい」を覚えてしまった。

 私の意思に相反して、きもちよくなぶられたくてたまらなくなっている。

 証拠に……お尻の下が柔らかく湿って、淫らな液がこんこんと溢れていた。

 

「『そこ』ってどこだよ? ちゃんと教えて? おねーちゃん」

 ――にゅぎゅっ、つぽつぽつぽ、こちゅこちゅ、ぐりぐりぐりっ

「だっ、あっ、あぁっ! やぁ、あぁあああんっ」

 智がクリをこねくり回すたび、腰がガクガクと跳ねる。

「気持ちいーの? 腰ヘコしちゃってさぁ。ほら、もっと情けなくガニ股でおねだりしろよ。それともイジメられて興奮してる? 『弟にクリトリスなでなでされてイクイクしちゃってます』って言ってみる?」

「いやっ! やめてぇ……!」

 智が指をすぼめるようにして、つぽつぽとクリトリスを撫でるから。

 根本の弱いところを、少しざらりとした指先が捉えた。

(気持ちいい……! 気持ちいい!!)
………

………
 シコシコされるのも、くりくりすり潰すようにされるのも、根本をこしょこしょされるのも、爪の先がピリっとするのも、全部全部気持ちいい……!

「あんっ、あぁっ……やめ……あ、だま、おがしくなるぅ……!」

 身体がひくひく痙攣けいれんして、気持ちいいが終わらなくて、ウズウズと蔓延はびこる快楽が子宮に宿って……。

(イク、イクぅ……!)

 1番きもちいい絶頂を迎えられるであろう瞬間に、きっと私は智に秘部を差し出していた……

 けれど。

「……え?」

 ぴた、と。

 智は愛撫をやめてしまった。

 

「はは、そんな簡単にイかせるわけないじゃん」

 にちゃにちゃと、私の愛液に塗れた指を眼前に持ってきて

 うっとりするほど整った――ひどく嗜虐的しぎゃくてきな顔で笑った。

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