「乳首固くなってるよ、気持ちいいの?興奮してる?」
「いやっ、ちが…」
白かった肌はほんのり淡く高揚し乳首や未だ柔らかな皮に包まれたクリトリスなど敏感な部分に指先が触れると体をピクンと震わせ小さく息を呑む。
「こっちもヌルヌルしてきた…」
「いやぁああ…」
いつの間にか汗ばんでいた肌に長い黒髪がまとわりつく。
その姿さえ男たちをさらに興奮へと掻き立て欲情させた。
「いかにも清純派ですって顔しといて…やらしいなあ」
「や…ちが…遥斗…遥斗、たすけ…」
美月が顔を上げた時、それは不幸にも部屋を後にする恋人の後ろ姿が扉の向こうに消える瞬間であった。
裏切り、見捨てられ、
「あー…彼氏行っちゃったねえ可哀想に」
「今のお気持ちは~?なんちゃって」
好き放題ぶつけられる言葉は耳に入ることはなかった。
しかし無垢な体に与えられる率直な刺激は壊れそうな心の衝撃をごまかすのに一役買ってくれた。
「っう、うあ…あぁぁ…」
脳を貫く強制的な刺激は、それを感じている間は何も考えずにすむということを彼女に教えてくれる。
撮影会が始まり衣服を剥ぎ取られてからと言うもの男たちは絶妙な力加減で痛みではない刺激を彼女に与え続けていたのだから反応してしまうのは当たり前ともいえる。
愛液が溢れてきた秘部に、今まで焦らすように外側のみを触っていた指が入り込んで来る。
ぴっちりときつく閉じた肉壁を掻き分けて深く潜りこんでくる指の刺激は鮮烈だった。
「はうぅ、んんっ!んくっ」
ビクンと内ももを震わせて無意識に足を閉じようとするが男の力で開かれた膝は僅かにぶれた程度に終わった。
目が覚めるような刺激に身じろぐが長い愛撫を受け既に高まっていた肉体は更に激しい快感を求めて男の指を締め付けた。
「はぁあっあぁ、あうっ」
「すっげえビチャビチャ」
男はわざと水音を立てるように激しく指を動かす。
ビチャビチャといやらしい水音に美月は耳を抑えたかったが押さえつけられた両手はびくともしない。
「いや、は、はずかし…っ!」
自らの蜜壺から響く恥ずかしい音に顔を赤く染め涙ぐむことしかできない。
「あぁぁぁんっ」
痛いほど勃起した乳首を口の中で転がされクリトリスをヌルヌルの愛液を
「んあっ、ひゃぅう、だめぇえ…」
残酷なまでの責めにしだいに高く
感じれば感じるほど、快感を与えられるのだ
「あっ!んんっ!いやぁぁ!」
乳首はツンと尖り、大きく膨らんだクリトリスは皮から完全に飛び出して己の存在を主張し、今や3本の指をくわえ込んだ蜜穴はダラダラと愛液を垂れ流してヒクヒク収縮を繰り返す。
「あぁぁ、もう駄目、駄目…」
「もうイきそうなの?」
男の問いかけに美月は虚ろな目で僅かに頷いた。
腰はカクカク震えてつま先はピンと伸び切っている。
「じゃあ、ちゃんと今からイくって言ってごらん。ほらカメラに向かって」
耳元で
こちらを捉えて離れないハンディタイプのビデオカメラに美月は顔を向けた。
涙で濡れ、肌を赤く染めた可憐な少女の痴態がレンズ越しにしっかりと記録される。