「あらためて佳奈って綺麗な体してる。卒業制作に描いていい?」
「えー…それはちょっと。他の人にも見られるんでしょ?」
「そりゃ、うん…まぁ」
じゃあやだよーなんて笑う私の肩を彼がおもむろに掴む。
「やっぱ、佳奈の体見てたら我慢出来なくなってきた」
そう言っていきなりのキス。
一瞬息が止まった。ぬる、と熱い舌が唇に触れた瞬間、無意識にそれを受け入れて彼の唇を食んだ。
「佳奈さ、描かれてる時、興奮してたろ」
「あっ、や、あん…はぁ…っ」
ここ、立ってた、そう言いながら彼の指がバスタオル越しに私の胸に触れる。
布越しにも分かるほどそこは硬くなっていて、そのまま軽く摘まれると甘い声が漏れた。
彼は鎖骨を舌でなぞりながら乳首をきゅっと摘み指の腹で押しつぶすようにコリコリ転がしてくる。
ぱさりとタオルが床に落ちた。
「俺は一生懸命描いてたのに1人で勝手に興奮して…やらし過ぎ」
そう言いながらテーブルの上から筆を一本手に取る。
とても柔らかいリスの毛で出来た筆が私の体をなでる。
「ひゃ、はぁ…あぁっ、ん」
肌をくすぐりながら胸の先端の周囲をくるくる動き回る。
触って、と刺激を求めて勃起したいやらしい乳首には触れずにぎりぎりのラインを筆先が滑る。
もどかしさで勝手に腰が動いた。
「ひゃ、あ…あ、やぁ、ん…」
「気持ちいいんだ?」
「…少しくすぐったいけど、でも…気持ち、いい…ぁんっ!」
突然筆先が先端をくすぐる。
不意打ちの刺激に嬌声を上げビクンと反応した私を見ながら楽しそうに健治は筆をスリスリ器用に動かしてくる。
「ひゃ、あぁ…あふ、や、んん…」
柔らかい毛先がさわさわと肌を行き来する。
その動き全てに体はピクピク震えて閉じた足の愛だからは蜜が溢れでた。
「おいで」
彼は私の肩を抱いてソファに寝かせる。それから今度は全身に触れるようなキスの雨。
おでこから頬、首筋、鎖骨へ…そして胸へ腹へとどんどん下がっていく。
自分でもわかる、割れ目から滲み出た愛液のいやらしい匂いはきっと彼も感じている…そう思うと更に体が熱くなった。
彼の唇は私の腰骨から茂みへと移る。無意識に自分から足を開いてしまった。
「わ…凄く、濡れてる…」
「や、恥ずかしい…」
彼の両手で足を大きく広げられる。
「めちゃくちゃエロい、可愛いよ」
今までこんなに明るい部屋で体を見せたことはなかった。
なのにカーテンも開けっ放しで足を大きく開かされて、どうにかなってしまいそうだった。
「あっ、はぁ、あぁん…ん、んぁあっ!」
ぬる、と蜜の溢れるそこを筆先がなでる。
愛液を絡めとるようにくるくる動くと毛先はその上でぷっくり頭を出した突起に触れた。
体に電気が走る。
「もう勃起して、大きくなってる」
そう言うと彼は割れ目に指を一本、二本挿入しながら執拗にクリトリスをくすぐる。
赤く充血した表面を柔らかな毛がさわさわ刺激する初めての感覚に太腿がぴくぴく震えた。
中で指を大きく動かされるとぐちゅんと大きな水音がたつ。
彼は私自身をマジマジと見つめながら奥深くまでかき回してきた。