膝ががくがくと痙攣し、鈴木さんの上に倒れこむ。
足の間から、これまでに経験したことのない量の愛液がごぽっとこぼれた。
「もうイキっぱなしだね。本当に気持ちイイのが好きなんだね」
「じゃ、そろそろ僕らも気持ちよくしてもらおうかな……」
上がった息を懸命に整えようとしているのもつかの間、私は勃起した鈴木さんのペニスの上に跨らせられた。
「ゆっくり入れようねー」
「ふぁ……私、まだイッたばっかりで……!」
「知ってる。イッたばっかりの敏感できゅんきゅんしているそこに入れるのが気持ちいいんじゃん」
佐藤さんは背後から小さい子が用を足すときのように膝裏を持ち上げ、がばっと足を開脚させるから、恥ずかしいところが全部見えてしまう。
「リノちゃん、気が付いてる? リノちゃんがえっちだから、こっちを見ている人がいっぱいだよ」
「え……?」
顔を上げると、湯舟からこちらを食い入るように見つめている男の人が数人、自分のアソコをしごいていた。
「は、恥ずかしい……っ!」
「あはは……今更じゃん。せっかくだから、この可愛い胸もアソコも、全部見てもらおうよ」
ちゅぷ……と、鈴木さんの鬼頭をアソコが飲み込み、私の重心が相まって一気に奥まで挿入される。
「あああああっ!」
こちゅんっ! と最奥をノックされながら、遠慮のない腰つきでピストンが開始されると、もうわけがわからない。
――ぬぼっ! ぶちゅっ!
「すごい水音だね。いいなぁ。僕もすぐハメたいよ」
ズンズンと何度も奥を突きあげられるたび、ぬっぷぬっぷと下品な水音が浴場に響く。
「あぁっ! おちんちん……っ! おちんちん気持ちイイよぉっ!」
鈴木さんのリズムに合わせて、自分の気持ちイイところに当たるように角度を変えると、そこをごりごりと苛められる感覚がたまらない。
ぱちゅぱちゅと肌が触れ合う度に、ナカのペニスが愛おしくなってきゅうきゅうと締め付けてしまう。
「あう……気持ちイイの、止めらんないよぉ……」
粗相しそうな快楽が下腹に溜まり、絶頂が近いのを感じたとき、佐藤さんが背後から私のクリトリスをつまんだ。
「ああああっ! イクイクイクイクぅううううっ!」
きゅむっといたずらに
「く……っ! すげぇ締め付け……っ!」
ずるんと抜かれたペニスは、びゅっ! っと勢いよく私に振りかけられ、生暖かいそれが顔までかかる。
「あぁ……すごぉい……」
ぐったりとした私の身体を、背後から佐藤さんが抱きとめる。
「ははは……リノちゃん、気持ち良かったかな?」
「はぁはぁ……はい……すごく……」
「そっかぁ。じゃあ第二ラウンドはどうしようか? このままここでしちゃう? それとも、部屋に行く?」
佐藤さんは自身のペニスを私に握らせ、耳元で囁く。
散々イかされた身体は、いますぐベットに倒れこみたいくらい疲れているのに、むき出しの欲望にアソコはきゅんとときめいてしまう。
(ベットに移動したら、どんなふうにされちゃうんだろ……)
移動を申し出ようとしたとき、佐藤さんと鈴木さんは意地悪な笑みを浮かべた。
「……リノちゃん、見られてするの、好きだよね?」
ふと、二人の視線の先には、先ほどまでは見ているだけだった男の人が数名、こちらに近づいてくる。
(私、今……見られてる。こんなに多くの、男の人に……!)
逃げられない。
そう思ったのは、目前の男達に対してではない。
湧き出る自身の情欲は、この状況に誰よりも歓喜していた。