「お、ねがい、いれてほし‥‥‥の」
「‥‥‥すけべ。どこに何をいれてほしいの?わかるように言ってくんないと」
いじわるだ。
すっごくいじわる。
ここまで狂わせておいて、変なところで変わってしまう。
「ぁ‥‥‥あたしの、中に、あなたのこれがほしい」
そういって膨れてひどい状況の彼のペニスをつかんだ。
「よく言えました」
彼はそれで許してくれた。
一気に挿入されれば、奥の奥まで届くほどの長さだ。
「っはあっぁぁ、んぁ!!」
「っぁ‥‥やべ、ぬるぬるしててまとわりつく感じが気持ちい‥‥‥」
「つ、いてえぇ、思いっきり‥‥‥奥まで‥‥‥」
あたしのその言葉でスイッチが入ったのか、バックにさせられて、
最初からかなり激しく
かれている。
「ぁっ、ああぁ!!」
「ど、う?気持ちいい?
「やば‥‥‥いい‥‥‥」
「俺がイクまでこのままな?」
「へ??」
その言葉を合図に、出し入れが非常に早くなり、
かんたんにもイキそうになっている。
「ぁ、あ、あ、いきそ、」
なにかしらがこみ上げてくる。
あたしはそれを抑えきれずに、本能のまま絶頂を迎えた。
………
………
だらりとする中、彼のスピードは止まらず突かれ続ける。
「あっ、ま、って、またいくっ、いっちゃ‥‥‥う!」
「何回でも」
「あんあんああっぁっぁっぁぁ!!」
「あ、俺も、いきそ‥‥‥」
こうしてあたしは合計二回、彼は一回イクことができた。
肩で大きく呼吸をして、ベッドに倒れこむあたしたち。
「‥‥‥ね、教えてよ」
「あぁ、あれか。‥‥雪村さんの元カレって、俺の友達なんだよね」
「へ!!??」
「さんざん遊んで別れてやったっていうの聞いて放っておけなかった」
「別に今更‥‥‥」
「遅くても、とにかく俺は
「‥‥‥‥‥‥」
「ごめんな。あいつのこと―…」
………
………
「アナタに免じて、水に流すわ。聞かなかったことにする。だから気にしないで」
本心は傷ついていたよ?
でもあなたのせいではない。
それは間違っていない。
「ありがとうね」
「いいんだよ。それじゃ、次のラウンドに‥‥‥」
「え!?」
こうしてあたしたちは計3時間、セックスに明け暮れていた。