「…お、お願いします」
わかりました、それでは器具を使って中にも塗りますね、と医師はあくまで落ち着いた口調で言いました。
ズズ、と予想よりも大きくて硬い物が私の中を押し広げ、一気に奥まで突いてきたんです。
「…っ!、あぁっ」
一瞬息がつまりその快感に思わず体をよじらせるとギシ、と内診台が大きく
「痛くはないですか?」
「あ、は、はい…っん」
「それでは少し中の様子を見るために器具を動かしますね」
そう言うとその “器具” は激しく前後に動き私の感じる部分や最奥を容赦なく突き上げてきました。
「…あ、や…あぁっ…ん、ふぅっん」
ギシギシと内診台を軋ませ卑猥な声を上げながら私はすっかり感じて愛液を垂れ流していました。
「軟膏は陰核にもきちんと塗ってくださいね」
そう言いながら医師はクリクリをヌルヌルの指で摘んでコリコリと転がし刺激してきました。
もう何も考えられず返事も出来ないまま私は全身を震わせ大きく仰け反って絶頂に達してしまいました。
その次の瞬間、中の “器具” は引きぬかれ性器の表面に暖かくドロリとしたものがかけられたんです…
………
………
………
その後、何事もなかったかのような無表情の医師から軟膏を受け取り、私は呆けた頭のまま病院を後にしたました。
「では、お大事に」
- FIN -