マニアック

鬱憤晴らしに始めた動画配信がどんどん過激になって…

ある日、観客のリクエストでバイブを購入した。

本物と同じくらいのサイズをしているもので、カメラには映らないようにして足を開き、それを挿入するのはたまらなく興奮した。

愛液で濡れそぼった割れ目にバイブの先端を押し当て、ゆっくりと沈めていく――

カメラの前で全裸になり、バイブを突き立てスイッチを入れる。

激しく動くバイブの刺激とモーター音。そしてすごいスピードで流れるコメントがまさみを狂おしい程に興奮させ、全身が粟立った。

「これっ激しっ……!すぐイっちゃう、あっこれ、だめっいくっ…イクイくううっ……!」

内壁をゴリゴリとバイブに押し広げられ、気持ちのいい箇所を力強く抉られる。

身体が快感でびくびくと震え、膣がきゅうう、と収縮する。

バイブがまさみの快感を限界まで押し上げ、カメラの前で身体を淫らに波打たせて、まさみは絶頂した。

「イッ……!はひっ、あっ、あっアアアンッ…!きもちいっ!イってるっイってるううっ……!」

内壁がバイブを激しく締め付け、狭くなった膣をさらにバイブが刺激する。

汗ばんだまさみの胸がカメラの前で痙攣し、激しい喘ぎ声をあげて絶頂する姿が映し出されていた。

そんなことを続けていたある日のことだった。

一通のDMがまさみの元に届いた。

発信元は、最初の頃から配信を見てくれている観客の名前だった。

「何だろう……?」

アダルト配信を始めてから、すでに三か月が経過していた。

変なDMもよく届くが、そういったものは読まずに削除していた。

しかし、最初の頃からの観客からとなれば話は別だ。

会社のトイレでDMを開くと、まるでビジネスメールのように丁寧な文面でつづられていた。

しかし、その内容は驚くものだった。

「ええ……?」

最初は何を馬鹿なことを……と思い返事を返さずにいた。

しかし、一週間もするとそのDMのことばかり考えるようになっていた。

そしてそのDMが来てから二週間して、まさみは返事を返した。

「よろしくお願いします」といった簡単な内容だったが、話はすぐにまとまり、それから一か月後の配信で実行となった。

DMは、セックスをしている最中に配信してはどうか、という内容だった。

「は、いっ、みなさん、こんばんは、今日もみにっ、来てくれて……っありっがとううっ……!ございますっんんっふっあ、あっ」

いつも通り顔を映していないが、今日はスーツの上半身が映る。

ジャケットに、下にはワイシャツを着こみ、まるで普通の会社員のような恰好をしたまさみだった。

そして、いつもと違うのはそれだけではなかった。

「はっ、ふうっんんっ……今日は、っいつもとっ、ちょっと変えて、んんっ、は、あ……っ」

最初から喘ぐようなしゃべり方をするまさみに、コメントはざわついていた。

そして、時折上下にバウンドする身体の動き。

それはまるで、セックス中の突き上げられるような動きだった。

「スーツきてっ、みましたあっ、ああっ!ぁっ」

『なになに?』

『masamiどうした?』

『いつもと違うのスーツだけじゃない気がする』

『声エロすぎ!』

「そっれで、今日はっ……はっ、いつもと違って、ゲストがいますっ……!」

まさみが言うや否や、二本の手がまさみの腹のあたりから現れる。

それはゆっくりとワイシャツを撫で、まさみの胸元まで移動した。

大きさと骨ばった形で、男の手だとわかるそれはうしろからまさみのジャケットを脱がせていく。

「もうバレちゃってる、かなっ……?あっ、実はっんんっ今ッ……挿入されてますうあああんっ!」

『まじ?』

『今してるってこと?』

『やば』

『masamiどんどんエロくなってくな』

まさみの身体の揺れが大きくなる。

まさみの喘ぎ声に合わせて、ぐちゅっぐちゅっという水音がかすかに画面から流れた。

「いつもみにっ、来てくれる皆さんへのっ……はっ、んんっおっ、れいにぃっ!エッチしてるとこっ、配信しちゃいますっ……!」

まさみの身体がバウンドし、それに合わせて淫らな声が止まることなく溢れている。

男の手はワイシャツのボタンを一つずつ外し前を開く。

白いシャツが開かれると、ベージュのブラジャーが現れた。

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