彼は乳首を舐めながらストッキングの上から割れ目を撫でる。
伝線させないよう気遣っているのだろう、そっとストッキングと下着を脱がされるとその丁寧で優しい手つきにまるで自分が宝石か繊細な果物にでもなったような気分になった。
スカートを腰までたくし上げられ下着も脱がされ丸出しになったそこは既に濡れていた。
早く直接触って欲しくて思わず軽く膝を開く。
「優子さんって敏感なんですね、嬉しいです」
嬉しそうにニコニコしながら彼はそこに指を差し入れる。
十分に濡れているのに指一本でも久々のそこには随分ときつく感じた。
「狭い、ですね」
「…もう何年も、シてなかったから」
ヌチュヌチュと出し入れされる指に小さく震えながら正直にそう言った。
緊張と気持ちよさが入り混じり足が崩れ落ちそうになったが机についた手にぐっと力を入れ体勢を保つ。
「あぁっ、ん…んぁぁっふぅ、あんっ」
彼の指は時折突起をくりくり刺激したり中をくにくにと押し上げてくる。
恥ずかしい……
その気持とは裏腹に体は素直に反応し愛液を潤沢に溢れさせる。
二本の指がスムーズに出入りするまで柔らかくほぐされたそこを愛撫しながら彼はズボンのジッパーから自身を取り出した。
少し反り返って勃起したペニスが飛び出す。
「優子さん、力、抜いててくださいね」
優しい口調でそう言いながらデスクに仰向けに寝た私に覆いかぶさる。
広い机で良かった。
思いの外大きな彼のペニスが入り口に押し当てられ、グググ、と力強く挿入される。
ずっと閉じていた蕾をこじ開けるように私の中を押し広げていく。
「はぁぁっ…んんっ」
少し苦しい、けれど彼が私で興奮しているという事実が嬉しい。
気持ちよさと興奮で何も考えられなくなった。
「凄くっ狭いです…痛く、ないですか」
「んっ…だいじょうぶっ」
「すみませ、ん…俺、あんまり我慢できそうに、ないです」
切羽詰まった声と苦しげな顔、小さく一息つくと彼は緩やかに腰を動かし始めた。