不倫・禁断の恋

突然降り出した雨…

「あぁ、いい…っ」

喉の奥からかすれた声が漏れる。

それを聞くと、彼は嬉しそうに微笑む。

そしてまたキスをした。

手を、足を、舌を彼に絡めて深い快感を貪る。

「っう…出そう」

彼は小さく身震いして、それから激しく腰を打ち付けてくる。

マシンガンのような力強い動きにたまらず手元にあったクッションを握りしめた。

「ああぁっ!激しっ凄い…!」

「イク…!」

除湿しているにもかかわらず彼から汗がポタポタ、と垂れてくる。

それすら可愛く思えて、力なく私の上に倒れこんできた彼の髪に、耳に、そっとキスをする。

お腹に出された体液は彼と私のお腹で押しつぶされた。

その後タクシーを呼び、シャワーを浴びた彼を私は名前も聞かずに返した。

彼はもう来ないと言った。

 

それでいい、ただ、雨に濡れた男女が居ただけのことなんだもの。

- FIN -

\ 官能小説ランキング参加中 /

\ ポチッと応援お願いします /


blank

1 2 3 4 5
RELATED NOVEL
幸福を運ぶカワイイ私のセフレ君 不倫・禁断の恋

幸福を運ぶカワイイ私のセフレ君

308 views 作・愛島 澄人
官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん
カワイイ弟のような若者に一目惚れ 「こんばんわ、野々村さん、今日はこの後、お時間空いてますか?」 そう言って、ある一人の若者がいつものように屈託のない笑顔で今日も声をか …
コロナ禍によるリモートでの家庭教師… 不倫・禁断の恋

コロナ禍によるリモートでの家庭教師…

194 views 作・瑠璃川 えり
官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん
あたしは大学に通っている大川莉音(おおかわりおん)です。 両親がいなくて独り身のあたしは、施設で育ちました。 勉強が趣味だったのでひたすら勉強をして、今ではトップレベル …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です