痴漢・レイプ

しゅ、主人にだけは…言わないで下さい…

これはただのボディーチェック、ただの検査…そう自分に言い聞かせようにもこんな明るい部屋で夫以外の、それもこんな男に見られるなんて…しかも、ぬ…ぬれているところを…
………

………

………
「や…いやぁぁ…みないでぇえ…」

言葉とは裏腹に肉厚な大陰唇はぱっくり口を開き赤い小陰唇はヒクヒクと刺激に飢えている。

そこへ伊崎の顔がじわじわと近づいてきた。

「見ないと確認できないじゃないですか。ここにも何を隠しているかわかりませんし」

「ひぃっ!」

そのあまりの気持ち悪さに全身に鳥肌が立った。

コケた頬にギラギラと殺気立つ気味の悪い目をした年配の男がタバコで黄ばんだ歯をちらつかせながらニタニタと下品な笑みを浮かべてこちらを見ている。

唇には粘った唾液が糸を引いておりそれが一層不潔さを醸し出しているのだが更におぞましいのはそれが自分の顔を、目をじっとみつめながらゆっくり足の間へと、まるで蛇が獲物に狙いを定めるようにゆっくりと近づいてきているのだ。

とても清潔感があるとはいえない、まともな女性なら嫌悪感を抱いて当然であろう口が希美の性器に触れる。

「い…いやぁあ…」

抵抗ではない、嘆きの嗚咽おえつが掠れんばかりの小ささで吐き出されたがすぐに嬌声きょうせいでかき消された。

「ぁああっ…っふ、ぅうん」

ベロリ、と長い舌が割れ目の上から下までを一気になぞった。

この男、目も爬虫類なら舌も爬虫類に似ているのか。

いやこれでは爬虫類に失礼である。

とにかくその長い舌がどろどろと粘度の高い唾液をまとって縦横無尽に彼女の秘所を這いずり回るのだ。

「ひぃい…あぁぁっ、あーん」

上部だけを薄く申し訳程度の陰毛に彩られた秘所は守るものがなく舌の刺激は彼女のウィークポイントへダイレクトに伝わっていく。

ぬらぬら輝く肉のヒダはすっかりその門戸を開いておりその上に可愛らしく鎮座する小さなクリトリスは普段ならそれを覆っている頼りなげな薄皮からすっかり飛び出してしまっていた。

ぴんぴんに硬く張り詰めて存在を主張し更なる刺激を今か今かと心待ちにしているいじらしいクリトリスに伊崎はジュルリと音を立てて吸い付いた。

「くひぃいいいいっ!」

ズルズルとまとわりつく唾液とともに熱い口腔内に吸い込まれたクリトリスに待ち構えていたのは純粋な快楽そのものだった。

四方全てを暖かな粘膜の肉壁に囲まれたそこはチュウっと吸われると更なる勃起を強制され、脳みそまでしびれるような耐え難い快感が溢れかえる。

何かを隠していないか確認するのならその突起ではなくその下の穴を調べるのが普通では…?と一瞬冷静さを取り戻したがそれも次から次へと与えられる何も隠しようがない小さな突起への刺激で何も考えられなくなった。

「ぃいいいい…あぁ、いやぁ…っ」

さらにそれを舌先でコリコリと優しく転がされると腰が無意識にカクカク震えだした。

伊崎は迷う事無くその小さな赤い突起をベロベロと舐め続けてくる。

「んふぅううっ!ぁあああ…っ」

ここはスーパーなのだしいくら密室といえど壁の向こうに誰もいないとは言い切れない。

少し離れればかごを片手に普通に買い物をしている人たち、働いている人達がいるのだという緊張感はこの異常な状況ではすっかり興奮へと変わり声を殺そうにも余計に感度を増し神経を鋭く尖らせて彼女を追い詰めていく。

「ひぃうううぅぅぅ…・ふぐぅううう…」

そんな彼女のギリギリの状況をわかっていながらさらに追い詰めんとばかりに伊崎は舌全体を使って真っ赤に熟したむき出しのクリトリスを丁寧に舐めしゃぶってきた。

「んひぃっ、あぁぁ、あはぁっ」

口を両手で強く抑え少しでも声を抑えようとするがそれではただくぐもるだけでボリュームは僅かに抑えられる程度の、要するに何の意味もない行為であったがそれでもないよりはマシかと希美は必死に手に力を入れた。

陰核に新しい刺激が与えられる度に全身がカクンカクンと壊れた機会のように痙攣する。

大きく開かれた焦点の合わない瞳は涙に濡れ灰色の無機質な天井を漠然と移していた。

「んんん、んぐ、ぅうううう」

逃げ場のない快感は体内に蓄積されていく。

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