そこに私のクラスと番号、名前を書き込む。
「没収された違反品については終業式の際に担任から返却されることとなっている」
突然口調が戻った事に驚きながらも、さっきまでの乱暴な口調や耳を舐めるといった変な行動は単にからかっていただけなのかもしれない、と思い安堵の息を漏らし立ち上がる。
「…それじゃ、私はこれで…」
「誰が立って良いっつった?勝手に動くな」
「えっ…」
「短いスカートからケツはみ出させてる変態女のことだから、他にもまだ調べる所あんだろ」
「けっ…ケツなんて出してないっ」
「口答えするな。下着は白、と決められているのは知ってるな?」
「そこまで見るの!?嘘でしょ!」
「校内の風紀を保つための正当な確認行為だ」
そう言うと彼は押し倒された彼女をソファに押さえつけながらシャツのボタンを外し始めた。
「ちょっやだやだやめて!せめて女の先生とか生徒会役員とかいるでしょっ!」
「お前みたいな奴のために他の役員を呼べと?何様だ、違反者に人権なんかあるわけないだろ」
「いやぁあっ!」
渾身の抵抗を物ともせず、彼、前田会長は全てのボタンを外し強引に彼女からシャツを剥ぎとった。
「はーい、校則違反」
白い肌を覆う黒いブラを会長はニヤニヤしながらクイ、と引っ張る。
「こんなエロいブラつけて、学校には男を漁りに来てんのか?」
「ちがっ…別に、そう言うんじゃなくて…」
「はい、没収」
「えっ?」
プチ、とブラのホックが外される。
必死に抵抗するも胸元を隠しながらでは大して動くことも出来ずあっさり上半身は裸に