あたしはしっかりと感じていた。
そんな自分がいやで涙が出てきた。
「望月さん!?」
「ゃ…めて…」
「怖いんですね?」
「ほんとやめて…」
「でも身体は素直に喜んでいますよ?ほら」
そういうと新堂弟はパンツをずらしてまだ未開拓なあたしの膣の中に指を入れてきた。
「っあ!!!」
「…え?きつい…もしかして初めて…ですか?」
「…そうだよ!悪い!?やめてよ…もう」
あたしは泣くことしかできない。
力では適わないし、けど身体は正直に感じて濡れちゃってるし…
恥ずかしいよ。
お願いだからお願い。
もうやめて。
あたしは娼婦じゃないし初めてなんだから、少しは考慮して遠ざけてよ。
「やりたいだけなら他にあたって!」
マジ切れ寸前。
けど…
なんだかこの新堂弟には怒鳴って引き下がってほしい。
だって素直そうだもん。
きっと兄に言われて仕方なくしてるんだろうな、と想像つく。
「ごめんなさい」
「わかれば…」
「処女いただきます」
「は!!??」
新堂弟は指を抜いて、指をいれていたあたしの膣を舐め始めた。
それに思わず声が出てしまう。
「んぁ…だ、め」
頭をはがそうとしても動かない、というか力が入らない。
脱力してしまっている。
これ…あたしにも原因が…
というかあたしってばいやらしい。
「っは…」
なんだろうこの感じ。
今まで感じたことない。
今まであたしはオナニーばかりで何度かいったりしてたけど、全然違う。
もうスケールが違うってくらい…気持ちいい。
「も…だめ…」
大きくビクンと太ももが動いた。
その瞬間、オナニーで感じていた絶頂を迎えそうだった。
けど、新堂弟がやめてあたしの顔を見だしたおかげでイケなかった。
「くるみさん…」
「え?」
「名前、くるみさんですよね?」
「あ、うん」
「僕は敦です」
「?うん」
「呼んでください」
「敦くん?」
「はい」
笑顔で返事をされた。
なんだか今の状況も信じられないのによく笑ってるよね…
と、思っているといきなりポケットから、ゴゴゴ…ゴムと呼ばれるものを出して装着してる!?
ままままって!!!
「これで知らない人ではないですよ」
そういうこと!?
驚いていると次第に腰をつかまれた。
この後、あたしは初めてな体験をするんだ…
こんな…大きな男性のアレが入ってくるの?
考えただけで少しだけうれしかった。
「いれます」
ゆっくりアレがあそこにあてがわれている。
あ、入ってくる…。