背後から家庭教師に見守られながら聡美はシャープペンを走らせる。
手元にあるのは先生の作ったオリジナルの問題。
家庭教師の
男は学校から帰ってきたばかりらしく制服姿の彼女に近づくと手元を覗き込んだ。
「今日はスムーズに進んでるみたいだね」
背後からかけられる優しい声。
彼の手は彼女の髪にそっと触れた。
「…や…」
「ほら、集中集中」
そう言いながら彼の指はスカートの中へ入り込む。
「や…やめて…」
必死に絞り出した声は小さく震えて消えた。
松坂にそれが聞こえていたのか聞こえていないのかは不明だが彼は何も言わず彼女の脚を強引に開かせるとその奥の、白い下着に指をきゅっと突き立てた。
「きゃぁっ!や…あ…っ」
「ほら、頑張って」
この家庭教師からのセクハラが酷くなったのは彼が家に来るようになってから一ヶ月もたたない頃からだ。
(まさか部屋に…カメラが仕掛けられてるなんて思うわけないじゃない…)
性に興味の出て来る年頃、一人でそういったことをすることだってある。
自宅の、自分の部屋でしたそれが、まさか誰かに撮られているなんて、そして脅しの材料に使われるなんて誰も思わない。
男の指は彼女の敏感な小さな突起を無遠慮に弄ってくる。
「ん…っくぅん…」
下唇を噛み、
それ以来いつもこう。
(…でも解かなきゃ…もっと酷いことになっちゃう…)
再び問題に目を向ける。
でも触られながらなんてとてもじゃないけど無理だぁ…
「あんっ!」
びくびくっと腰が跳ねる。
下着越しに勃起し初めてきたクリトリスを目ざとく摘まれて思わず高い声が漏れた。
「や、そこはもう…っ…」
毎日のようにいやらしいイタズラをされ続けていたそこは多少突かれただけでも敏感に反応してしまう。
「いや、や…あ…」
そこ、そんなにくりくりされると…もうっ…
「あ、この回答間違えてるね」
瞬間、冷水をかけられたかのように一瞬で素に戻る。
「珍しく凡ミスだね。まぁいいや、ペン置いて」
「それじゃ、いつも通り…・お仕置きだね」
「あ…あ…」