ジュポジュポと耳をふさぎたくなるような粘っこい水音が部屋中に響くがもはやそれを気にする余裕もなく、聡美は顔を真っ赤に紅潮させてひいひい喘ぎながら侵されることしかできなかった。
「ぁああっ! だめ…っもうだめぇ…っ!待って待って待ってえぇぇぇ」
精神的にも肉体的に無理不尽な責め立てにもう顔をドロドロにして懇願する姿は男の妙な
その悲痛な叫びは男を一層興奮させた。
肉壁をミチミチと押し広げ体内を犯すペニスが一層その質量を増す。
「あぁぁっ!いやっ…いやぁああああっ!」
その変化に目を白黒させて、これ以上耐えられない衝撃に更に全身を激しく震わせる。
「ひッ…ひぅうっ…! はっ、はあぁ…っ!」
絶頂を目前にした膣はぐっと締まり精液を搾り取るように
「ひあっ!ああぁ…っうぅ! あっ、やぁあ…っ!」
「あー…じゃあ…そろそろ俺もイくかなぁ。一番奥に、全部出すよ」
「やっ…!! いやっ、やめ…いやぁぁああっ!!」
これ異常ないほど硬くはち切れんばかりのペニスは激しさを増し獣のように奥へ奥へと突き上げる。
脳の回路が全て焼ききれるのではないかと錯覚するほど鮮烈な快感に目の前が真っ白に眩んだ。
「いやっいやぁああ!イっちゃう!イくっ!あっあぁ、ああぁあーーーっ!」
全身を激しく痙攣させて腰を大きく浮かせたまま悲鳴のような嬌声を上げると深々とペニスの突き刺さった膣口からブチャッと嫌な水音を立てて熱い二人の体液が噴きこぼれた。
母親が帰ってきたのは二人がすっかり服を着直し、家庭教師の真似事をしていたときだった。
「今日もとてもよく出来ていましたよ」
愛想のいい母に彼は妙ににこやかな口調で聡美がいかに勉強ができているか、どこまで進んだかを話すと、未だ硬い表情で身構えている聡美に笑いかけた。
「それじゃあまた明日。今日の内容をきちんと復習するようにね」