「気持ちいい?」
「気持ち、いい、です!」
「もっと言ってよ。新幹線だから声聞こえないし」
「も、っと…………」
「ん-ー??」
「もっと激しくしてぇ。奥まで……もっと!」
「貪欲な子だなぁ。嫌いじゃないよ」
理性なんかなかった。
どこかに飛んだ。
あたしは腰を振って奥へと導く。
男性は男性で、つながったままあたしに背中を向かせてバックで突いてくれた。
両腰をつかまれて激しく疲れると、
唾液が垂れることすらも気づかないほどに
セックスに夢中になった。
そしてあたしは絶頂を迎えそうになる。
「あ!んぁ!いく!だめ!いきそう!!!」
「俺もっ……」
「らめぇ!いっちゃ………う!!!」
身体を少しだけひねらせて、男性をみながら叫んだ。
そうすることによって男性は
ペニスが少し締め付けられて気持ちよかった。
「いいね!いこう!」
「あっ!!あっ!!ひぃあ!!っっっ~~~~~ああああぁっぁぁぁあ」
あたしはあまりの快感に、男性の返事を待たずに絶頂を迎えた。
「あーしまる。いっちゃったね。じゃ、俺もいこうかな」
そういうと男性は、絶頂を迎えたあたしの
今まで以上にせまくなった膣を突き上げる。
ぐちゃぐちゃ、ぐちゅぐちゅといやらしい音を響かせるトイレで。
ついに男性も最高潮を迎えて、あたしの膣の中で豪快に射精して達した。
お互いに肩で息をしあう。
こんなに気持ちいいセックスは初めてだったあたし。
「あの…………」
あたしは帰るタイミングも逃す。
「……気持ちよかった?」
「あ、はい」
「ならまたしようね。次はホテルで」
男性はそう言って、名刺をあたしに渡してから笑顔でトイレから出て行った。
あたしはきっと、また会いたくなるだろう。
次のホテルではどんなセックスをしてくれるのか。
それが楽しみで心を躍らせた。
- FIN -