アパートの一室、狭いワンルームに置かれたベッドでぐっすり眠る女を眺めて男はにんまりと笑った。
彼女が目を覚ますまで、そう時間はかからなかった。
「んん…う、ん…ふぁ」
「おはよう」
「…あ、おは…ひゃうっ、や、なに…」
膣内に埋め込まれた太いバイブが中で唸り声を上げ激しく震えている。
その感覚に驚き身じろぐ彼女は自分の体が縛られ固定している事を知り不安気に瞳を揺らした。
いつも使っているベッドの上下に手足を縛り付けられ、胴体にも縄が掛けられている。
「ひ…やだ何これ!やめ‥あぁぁんっ!」
モジモジ動けば動くほど白く柔らかい肌に縄が食い込む。
その縄に固定されたバイブはより深く押し込まれて彼女を責めた。
「んんぅ…ふぁ、悪趣味っ!」
「良い趣味だろ」
「んひぃぃぃっ!やあぁ、あうっ!」
俊介は得意げに笑うとバイブを固定している縄に指をかけクイクイと引っ張る。
バイブから突き出た突起が剥き出しの陰核を激しく突付き振動させた。
その刺激にビクビク体を震わせるもその動きすら縄を引っ張って彼女を悶えさせる。
「あーっ、あぁぁっ!やだぁぁはずしてぇっ」
俊介はダメ、と短く返すとベッドサイドに置かれた小さなチェストから何かを取り出した。
「や、嘘、まってそれ本当にイヤッ!やめて!怒るよ?」
彼の手には以前旅行に行った際に2人で購入した大きめのビデオカメラで、その映像の鮮明さは亜由美も良く知っていた。