あの刺激的な行為を今でも時折思い出す
そんな狂乱の宴から2年後、
私は夫の転勤に伴ってその地から離れることになって、
彼らとの仲も終了してしまいました。
その後の私はというと、実は31歳の時に夫とは離婚することになったのです。
まだ若かったので、すぐに新しいパートナーが見つかるものだと思っていたのですが、
なかなかそう簡単にはいかないものですね。
バツイチの独身になってからしばらくは、
スーパーのレジ打ちのアルバイトを続けていましたが、
40歳になったのを機に、心機一転スナックのママとして働くことに。
スナックのママとして働き始めてから16年後の56歳の頃。
お店の常連客として週3で通い詰めている5歳年上の61歳の男性と出会いました。
男性は飲食業界の某有名企業に勤めている方で、見た目もそこそこといった感じ。
よく部下を連れてお店に来てくれて、部下の面倒見もいい方でした。
その男性は最初にお店に来てくれた時、私に一目惚れしてくれたみたいで、
何度かお話しているうちに、私も彼に好意を持つようになったのです。
そして、出会ってから1ヶ月後、
他のお客さんにはバレないようにその男性とお付き合いすることに。
お付き合いを始めてからすぐに、
いつものようにお店でお客さんとしてやって来て会話しているうちに、
デートの約束をした流れでホテルに行く約束もしました。
その時に時々一緒に飲みに来ていた部下も呼んで、3Pをする約束もしたのです。
………
………
30年ぶりの3Pに私は久しぶりに興奮し、いつも以上にイキまくりました。
今度の彼は、私との相性がとても良さそう。
何より嬉しかったのが、お付き合いを始めた彼の優しさです。
前の夫とは違って、彼のセックスには愛がこもっていた。
一つ一つの愛撫にしても、すごく愛されているなと感じるような愛があった。
女としての悦びを取り戻したような気持ちにさせてくれるセックスだったのです。
その後、出会ってから半年後に彼からプロポーズされ、
私は即答で彼との再婚を決心し、
ちょうど出会ってから1年後に入籍しました。
さすがに年齢的に子供は諦めたけど、
彼と一緒にいられることが幸せでした。
何より私へ愛情をたくさんくれます。
週に2回ほど夜の相手にしてくれるので、夫婦生活への不満もありません。
そんな優しい夫は、前立腺の薬を飲んでいるのでセックスの時に勃ちはするけれど、
射精障害でイクことはできません。
その代わり、イケなけないけどその分長持ちして長時間私を楽しませてくるので、
いつも満足しています。
おかげで3Pはとても刺激的な行為ではありますが、
この年になってやっと普通のセックスの素晴らしさに気付けるようになったのです。
あれから早30年近くになりましたが、
潤一君と田畑さんは今どうしているのだろう。
今でも時折あの最高に刺激的だった行為を思い出しては、
1人エッチの際のお供として楽しんでいるのは、夫には内緒です。