私は慌ててオモチャを引き離すが、気持ちよさとイってしまいたい欲に火がついて、ますます息が乱れる。
「ナカ…ナカに入れちゃえば、ゆっくり気持ちよくなれる…かも…」
とろとろになった
太くでこぼこした先端は少し入りにくいが、
膣の2/3あたりまでがオモチャでいっぱいになり、私は再び嬌声を上げる。
「うぁッ、ァ、これ、Gスポット押されながらブルブルッてされちゃうゥッ…!きもちい、あ、ああッ!クリもっ…押し出されちゃってる…!」
ちょうどクリトリスの裏側を突起で押されて、クリがいつもより迫り出しているようだった。
電マ並みに強い刺激でナカから揺さぶられて、まるでピストンされているような気持ちよさまで感じる。
「う、ぁ、あ、ひぃ!こんなのすぐイっちゃいそう…!で、でも、まだメインの機能試してないのにぃっ」
メイン機能も使わずイってしまうなんてなんだか悔しい!
私は妙な対抗心から、震える指でヘッドのスイッチをONにした。
「……!?」
すると、途端にヘッドがクリトリスに吸い付いた。
ローションでぬるぬるになったクリをちゅううっと吸い上げられ、一瞬離され、また吸い上げられ――。
「あ、あ、ひィっ……?イ、イかされてる…っ!?」
訳もわからないまま秒速でイっていた。
………
………
いつもの
「なに、これぇ…すごい……って、あっ!待って、続けては無理…ッ!」
敏感になったクリトリスが、なおも
むき出しの快楽神経を容赦なく刺激されて、思わず
耐え難い鋭利な快感に身悶えながら慌ててスイッチを切ろうとするが、ローションと愛液ですべって上手く押せない。
焦れば焦るほど、押し込み型のスイッチは指先から逃げていく。
「はぁ、あう゛ッ!イくイく…ッ!またイっぢゃうからぁ゛…!!か、はァ…ッ?」
情けなくM字に開脚したまま仰け反り、またたく間に二度目の絶頂を迎える。
「ひ、ひ……ッ」
今まで体感したことのない不思議な動きをするオモチャは、評判に違わぬ快楽をもたらしてくれた。
「で、でも、ちょっとすごすぎるよ…!こんなのおかしくなるぅっ!!」
Gスポットを電マ並みの振動で撫でられながら、押し出されたクリトリスを吸われて、イくのを我慢できるわけない。
私は涙目になりながら、つま先でスイッチを引っ掻いた。
………
………
「だ、め、もう止まって…!またイく、イかされちゃうよぉっ!あ゛ぁッ、やめ、抜い゛ッぎぃぃッ」
止まるどころか、オモチャのパワーが一段回上がった。
よくあるタイプの、クリックごとに強さが上がっていく設計らしい。
先程の最弱パワーでもあんなに感じさせられたのに、パワーアップなんてしたら…!
恐怖すら感じて必死にオモチャを引き剥がそうとするが――