マニアック

アダルトグッズ開発会社

興奮して熱い身体をあたしはベッドに預ける。

すぐに黒澤くんはベッドの端に回ってきて、あたしの肩に口づけた。

なんだろうと思っていれば、いきなり乳首の尖端せんたんを爪でカリっとかかれる。

「っ!!!」

 

なんだか今まで感じていたはずの快感が、一気に集中してこみあげた。

媚薬のせいかな、と思ったが黒澤くんはニヤニヤして何度も爪ではじく。

「‥ゃ、ああ、もっと‥‥‥」

弾かれれば弾かれるほど、ドンドンと気持ち良くなってく。

なんだろう。妙に感じてしまう。これ何か秘策があるのかな?

乳首だけでイキそうになるあたしは、大きく唾液を飲み込んで震えている。

「かわいいです春木さん」

「んぁあ、ね、これは何で‥‥‥」

「実は胸のところだけ素材が違うんです」

「え」

「肌に触れる部分なんですけど、そこにざらざらの素材を使っているんです」

こうやって、と撫でまわされればあたしの嬌声きょうせいは止まらない。

両方の胸を中央に押し寄せて、吸い付かれながら舌で先端を刺激されると、

あたしは初めて乳首イキをしてしまう。
………

………
これは媚薬のせいなのか、それともこの素材のせいなのか、

よくわからないまま思考回路がまとまらない。

目の前にあるのは、ぼろんといつもあたしに入って来る大きなソレ。

見事にそそり立っていた。

早く入れてほしくてたまらない。

「ね、お願い。早く入れてほしい‥‥‥」

「積極的ですね」

「そりゃだって‥黒澤くんだってあたしが欲しいでしょ?」

「お互いさまってやつです」

あたしは大きく股を広げて求めてみた。

こんな姿は恥ずかしくてたまらないのに、早くしてほしい一心で貪欲に求める。

「じゃぁいれるよ‥」

ぐぐっと腰を持ち抱えられて、正常位で入って来る黒澤くんのモノ。

それは斜め上にそそり立つ。

おかげで挿入されたら、あたしの膣を押し上げてくる。

形が分かりきっているからかすっぽりとハマってくれるんだ。

膣裏のGスポットを責められれば、これほどにないくらいの波が押し寄せる。

それによってあたしの卑猥ひわいな声は部屋中に響いていて、余計興奮をあおってくれるんだ。

「っぁ、あん!はげし、、だめぇ‥っ」

「春木さん、っ春木さん、」

パンパンと肌と肌がぶつかる音がいやらしく響いている。

ここは完全防音しているので安心してなんでも声に出せた。
………

………

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