純平は床にゴン!と頭を叩きつけ、みっともなさすら感じさせる土下座で優衣に頼み込む。
そのあまりの必死さとバッグのプレゼントについ、
“一回だけなら…”
と口にしてしまった。
バイブ片手に大喜びで飛び跳ねる純平に押し倒され、ベッドに押し付けられる。
さっきまではクリスマスらしくお洒落してウインドウショッピング、それから素敵なレストランでディナーと素敵な時間だったのに、と優衣は内心ため息を吐きながら彼の唇を受け入れた。
激しく絡みつく舌、彼が普段よりがっついてるのがわかる。
こんなに求められるのって久しぶりかもしれない、と優衣もそれに応じるように舌を絡め唇で
優衣の服を優しく脱がしながら純平は彼女の首筋や鎖骨へキスを落とす。
服も下着も気合入れて選んだのにな、と優衣は心の中で小さく呟く。
渋々応じたセックスだったが的確に感じるポイントを刺激されると自然と体が火照った。
「これ、振動するんだよ。何パターンもある」
「え…ひゃんっ!」
ブブブと微弱に振動するバイブの先端で乳房をなぞられる。
初めての感覚に戸惑いながらも肌に触れる震えるシリコンの感触に感じ始めていた。
胸の形に沿って動かされ乳輪ギリギリまで触れては離れるもどかしい感覚に刺激を求めて乳首がツンと硬くなる。
「や…あ、んん…だめ、変な感じ…」
「気持ちいい?」
「…すこし…あんっ!」
硬く尖った胸の先端に振動が触れる。
予想していなかった刺激に体がビクッと震えた。