マニアック

アイドルの歌唱レッスン

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その後、彼のマネージャーは何度か来た。

あんな坊ちゃんに育ってしまった理由と、芸能界に入るきっかけを説明しに、だ。

どうやら彼には義母がいる。

その義母からは性的な虐待を受けて育った。

その代わりに自由を約束してくれたと。

自分の身を売ってでも自由になりたくて、自由になったら自分の本当の母親を探したいと考えている。

そこで、探すためのきっかけが芸能界だった。

先日なぜ答えられなかったのかについては、女々しく感じていたから恥ずかしかったらしい。

だから悪態ついてしまう。

 

「じゃ、今日はお腹から声を出す練習から!」

そしてこの日から、あたしは結局坊ちゃんを受け入れる事にした。

なんだかんだで一生懸命なところはある。
………

………

………
ある日雷がひどい日があった。

この日もレッスンに来ていた彼。

あたしは早めに帰宅するようにと言っていたのに、彼はなかなか帰らなかった。

そして大きな落雷があった。

「っきゃあぁぁぁあぁぁ!!」

「!!」

「大丈夫!!??」

目がグルグルしたままあたしは彼に話しかけていた。

「いやそれこっちのセリフ。なんだ雷怖いのか」

「いやまったく!!??」

「いやどっち」

そして次の落雷では、なんと停電になってしまった。

一人で怖がっていると、彼はあたしを抱きしめてきた。
………

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「なに!?」

それから首筋をちゅ、ちゅ、とキスをしてくる。

さらりと手を服の中に入れてきて、ブラのホックを外される。

「何すんのっ!」

「いじめ~」

ゆっくりと静かに胸を揉まれて、乳首をつまむ。

指先でてっぺんをくるくるとしながら、刺激されると、身体に電気が走った。

「んっあ」

「‥‥‥そんな色っぽい声出すなよ。我慢できない」

「へ!?」

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