私、何てバカな事してるんだろう。
これって完全にパワハラじゃない。
こんな会社に入ったら毎日どんなセクハラをされるか…
色々な事を考えながらも強く出られない性格のせいか好奇心の為か私はブラを外し制服を着直して再び社員の前に立つ。
ブラの厚みがない分、胸元が少し楽になっていた。
「ほう…やはり大きいですねぇ」
彼はそう言うとベストの上から胸を持ち上げるように触れた。
ピク、と体が小さく跳ねる。
「中のブラウスもさっきより余裕が出ましたね」
ベストのボタンが外されると薄いシャツから胸の先端がはっきり透けて見える。
私は思わず硬く目を閉じて顔を背けた。
「やはり結構透けてますね」
彼の手がそこに伸びる。
緊張に息を呑んだ私のソコへ指の腹が触れた。
覚悟はしていても体が強張った。
「…っ」
ツン、ツンと数回つつかれただけでそこは硬く尖り薄い生地を持ち上げる。
刺激を求めて淡く疼きだしたそこに顔を赤く染めてキョウコは唇を硬く閉じる。
以前交際していた恋人に「お前感度良すぎ」と笑われたことがあったが、これほど感じやすい自分の体が恨めしく思ったのは初めてだった。
恥ずかしげもなく勃起してしまった乳首を、彼の手は無遠慮に摘む。
指の腹でスリスリと刺激したかと思うとキュっと軽く押し潰す。
「はぁ…あ…」
自分の意志に反して体は興奮し鼻にかかった熱い息が漏れる。
下着の奥で割れ目がじわっと湿り気を帯びた。
「ふむ、感度は良好」
恥ずかしい事実を事務的な口調で告げられ羞恥心に思わず俯いてしまう。
「こちらはどうでしょう」
彼はまるで機械の不具合を調べているかのような無機質さを含んだ言い方で1人呟くと右の胸にも手を伸ばした。
両方の乳首を同時に摘まれてヒクンと下半身が疼きだす。
「あ、あ…ん…っふぅ…」
コリコリと軽く引っ張りながら転がされるともう我慢出来ずに喘ぎ声を漏らしてしまった。
すっかり勃起し敏感になったその先端を爪の先でカリカリっと引っかかれる。
「あ…っ、ひゃふ、やぁぁ…」
忙しなく腰をモジモジくねらせていたせいか少しずつスカートがずり上がってくる。
彼の手がそこに滑り込んだ。
「あ…そ、そこは…まってくださ…あんっ」
触られて気付く。
ショーツは既にじっとりと濡れていて、ストッキング越しにもヌルリと指が愛液で滑る感触。
「…随分、分泌液が多いんですね」
ニヤニヤしたいやらしい顔が私を覗きこむ。
「あ…あ、も、もう…もう…」