私には好きな人がいます。
そしてそれは決して結ばれない相手とわかっています。
それでも好きなんです。
どうか、願いが叶うなら、私の記憶から彼を抹消してください……。
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出会ったのは半年前の、あたしがコールセンターに就職が決まった時でした。
仕事に関してはばりばりこなすあたしですが、実は臆病者。
もともと気が弱いあたしなのでよくいじめの対象になります。
それは学生の時も、社会人になっても変わらずで。
あたしはそれを認めていたので、死すら考えていました。
ある日コールセンターの前の会社でイジメがあり、清掃の古株ばあさん2人が寄ってたかって…
「若い子はいいねー。なにしても許されるんだから。仕事だってあたしらが動かなくてもやってくれるものだしねーー」
「ほんとだわぁ。老いぼれなんか役に立たないから、若い子が引っ張ってくれなきゃねー」
と言っていました。
最初は「おばあさんたちだから疲れるんだろうな」と楽観視していたけれども、それがエスカレートしていき、次第には清掃業務をしているあたしを目の前にして、飲食をする毎日。
良くないと思って上司に相談したところ、上司は見張りをつけるようにほかの従業員に指示を出した。
それを気に食わなくてもう逆切れ状態。
今までサボってたことを問いただされると「あれはあの子が良いって言うからしてた。全部あの子の指示。
なのにわたしらが勝手にやってたみたいじゃないか。罰するならあの子にしてちょうだい」と発言。
初めは上司が味方になってくれていたが、徐々に見えないところで暴力を振るわれることに触れたくなくなったのか途中で放置。
我慢できないあたしは結局辞めることになりました。
場面は変わって…というか戻って、今の状況ですが、非常にやばいです。
何がって…何が何でもやばいです。
「っぁ…」
この喘いでいる声の主はあたし。
「気持ちいいか?」
このドS男が新しい職場の上司で、危険なプレイをしています。
「ここ、おっきくなってるな。そんなに気持ちいいのか?なぁ、
「そ、こは…ほんとだめです…」
ぐりっと右手の人差し指で大きくなったあたしのクリトリスをいじった瞬間、あたしは達してしまった。
肩で大きく呼吸をしていると、次に上司の
そこでまた感じてしまう。
とことん快楽におぼれるあたしは、出し入れする指に物足りなさを感じた。
あたしってば…いやらしい…
「だ、め…いきたい…です」
「…はい、終わり!」
「またですか、安藤さん!」
「ははは。今の状態で業務に戻りなさい」
いつもそうやってはぐらかす安藤さん。
また欲求不満状態のあたしを放置にする。
でもわかっている。
安藤さんには奥さんがいること。
偶然同僚から聞いた話だ。