「あぁん…っ!」
ぬるぬるで熱くて狭い…思わずごくりと生唾を飲み込む。
手探りで奥まで指を突き進め、くいくいと指を動かしてみると佐織は太ももを震わせてよがる。
クリトリスも同時に触りながらぐちょぐちょに濡れたそこへ指をもう一本、増やしてみた。
「んぁあっ!あんっだめぇ…ひぅうっ」
コリコリに勃起して弾けそうなほど硬い
赤く上気した頬に汗で張り付いた黒髪が扇情的でいやらしい。
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「岡島さ…いや、佐織、もう我慢できない」
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「私も…」
目が合うとお互いにどちらともなく唇を重ねる。
緊張が取れたからか興奮からかはわからないが最初のキスよりずっと自然にお互い気持ちよく感じられたと思う。
濡れた唇から糸を引く唾液を拭いもせず俺は彼女の足を持ち上げるようにして大きく広げるとその奥、赤く
「ひゃぅうっ…くぅ…ぁああんっ!」
柔らかく蠢く彼女の中はただ淹れているだけでも溶けるようだった。
どくどくと全身が波打つ。
一心不乱に腰を打ち付けること以外何も考えられず、不慣れな動きに少し足が吊りそうになったが気に止めずギリギリまで抜いては根本までズッぶり突き入れるその動きを繰り返す。
「んあぁ…すご、すごいぃっ!」
奥を突き上げるとよほど気持ちいいのか彼女はシーツをぎゅっと強く握りしめ、目を硬く閉じて激しく喘ぐ。一見苦しそうにも見えるがその声は快感を含んでいた。
「俺も、凄く気持ちいい…」
彼女の中はたまらなかった。
たっぷりの蜜を溢れさせながら肉のヒダが追いかけて来てはまた咥え込む。
動く度にずっちゃずっちゃ、ぐぽ、にちゃっとねばっこい水音が響く。
二人分の荒い息、嬌声、ベッドの軋み…もう限界だと思ってもそれを超えて全てがどんどん加速していく。
「んくぅっ!あぁぁ、も…もうだめっ」
「俺もっ…もう…っ」
もう出る、と限界を告げる余裕もなかった。
大きく体を震わせて、俺達はほとんど同時に絶頂を迎えた。
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「愛してる」
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「・・・私も」