不倫・禁断の恋

好奇心で依頼した出張ホストでドキドキ…♡

彼の言葉にうなずいて、そちらに顔を向ける。

夫がいるから、と前もってキスとオーラルセックスは断っていた。

服の上から彼の大きな手が私の肩を抱く。

そのままゆっくり腕を撫で、手首、そして指と指とが絡められる。

異性に触れられるのなんてどのくらい振りかしら、と夢心地でその掌を感じていた。

体のラインに沿って全身を優しくなでられる。

腕や足に触れる際に少し力を込められるのがまるでマッサージのようで心地良い。

また首や鎖骨にも触れるか触れないかギリギリの所をそっとくすぐられると気持ちよさとくすぐったさに思わず身を捩ってしまった。
エステティシャンのように動くその手が、仰向けに寝た彼女のスカートの中にそっと入ってくる。

一瞬僅かに体が強張ったが、すぐにその緊張も解けた。

熱い掌が太腿を何度も撫でながら、往復する度に少しずつ奥の大切な所へ近づいてくる。

しかし無遠慮に触れてくることはなく、指先が触れるか触れないかの所で彼の手は離れた。

それまでうっとりした表情で閉じていた目を開きいぶかしげに彼を見る。

「シャツを脱がせても?」

「え、えぇ…お願いします」

自分で脱ごうかとも思ったがせっかくなので脱がせてもらうことにした。

一つ一つ、ボタンを丁寧に外され、壊れ物を扱うかのようにそっと背中に手を回して優しく脱がせていく。

夢心地でされるがままの彼女を抱き直すと、彼は下着の上から乳房を撫でホックを外した。

柔らかな胸は白く、その先端は既に硬さを帯びていた。

脇の下から乳房にかけてを指先でなでられると少しくすぐったかったがなんとも言えないゾクゾクしたものがつま先に走り優子は思わず腰をくねらせる。

彼の指はまるでそれが一つの生き物であるかのように予想できない動きをする。

いやらしく肌を這いまわり、乳輪のギリギリをスス、と撫でたかと思うとそれ以上を進まずに離れていく。

もどかしい快感に下着の中が湿っているのが自分でもわかる。

焦らさないで、と急かしたくなる気持ちをぐっと堪えハァハァと息を荒げながらこの指が次はどこに触れるのかと期待に心踊らせながら体をくねらせた。

「あぁっ!」

ずっと焦らされていた胸の先端を指がかすめる。

たった一瞬の刺激にすら優子はピクンと体を跳ねさせ色っぽい声を上げた。

もっと触ってほしい、期待に昂ぶるそこを彼は敢えて触れずに焦らす。

形を確かめるように乳房を撫で時折イタズラに脇を掠める。

優子が火照る体をくねらせていると、ふいにブブブ、と部屋にモーター音が響く。

「自分で快感を得たい、とのことだったのでいくつか道具を持ってきたのですが…ご自身で使ってみませんか?」

彼の手には小さな紫色のローターが握られており、それが小刻みながら激しく振動している。

その見るからに刺激の強そうな動きと音にゾクゾクしたものを感じながら優子は生唾を飲む。

「…自分で、ですか?」

「はい。今まで道具を使ったことがないと仰っていましたし、どうでしょう」

緊張に震える手をそれに伸ばす。

手に持つと、持っている指がしびれるほどの振動。

どう使えばいいのかわからずに彼を見ると、人好きのする顔でニッコリ笑い手を誘導してくれた。

「御自分が触られて気持ちいい、と思う所に当ててみるといいですよ」

彼の言葉と手に導かれて、その玩具を自分の胸にそっと当てる。

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