あたしは待ってましたと言わんばかりに感じて嬌声をあげる。
「っあ、ぁ」
「やらしー。もっと舐めてあげる」
ぴちゃ、くちゅ、と水音が、静まり返る夜中のエレベーターに響いた。
まるで耳まで犯されている感覚になる。
「ぅあ………」
「可愛い声だしちゃって。いつも一人でしてたの?」
「う、ん」
「じゃぁここ敏感なんじゃない?」
「ぁ!」
いつの間にかスカートに手を入れられ、パンツ越しにクリトリスを探してまさぐられる。
かんたんにこらえていた声が出てしまう。
「知ってる?」
「っ…?」
「ここばっかいじって自慰してれば、かなり過敏になるみたいだよ」
「そう、なの?」
「うん。こうやってこすってたんでしょ?」
大きな手で素早くこすられる。
「こう?こうやってた??」
「ぃあ、あ、まっ……」
「ほら、こうでしょ?一人でなに考えながらしてたの?エロイね」
言葉と手マン攻めにあい、あたしはドンドン上り詰めていくことがわかった。
「いっちゃ、う!待って!あああん!!」
「いいよ、いきなよ。いっつもイッてたんでしょ?」
がまんならないあたしは身体をうねらせて、いつも以上の快感で達した。
肩で呼吸をしていると、祥太くんはあたしの股の間に入ってパンツをずらす。
そこにはきっと、主張するクリトリスがあるだろう。
いくらくらいからとはいえ、恥ずかしさが増す。
「ね、あんまり見ないで…」
「ん-」
「恥ずかしいよぉ」
「舐めたげる」
舌先を尖らせて、祥太くんはクリトリスに触れる。
また快感が押し寄せた。