「いれる前に何回いくかな?」
「一緒に…お願い、一つになりたい」
「…いつも一人だったから?」
「うん」
「そういうところ、そこらへんの年下より幼いね。いいよ、じゃぁ入れるよ」
膣の入り口でぎゅちゅぎゅちゅとじらしながら、
唐突に祥太くんの大きくて太くてかたい、下のペニスが入ってきた。
「ああぁぁぁぁっ」
「あー…締まりがすげぇ」
「っは、祥太くんの太くて、気持ちいい……」
「動くよ」
「うん」
「…ね、どんな気分?旦那じゃない年下男に抱かれるってのは」
あたしは答えようとしても、その時に突かれて応えれない。
わざとだ。
言葉攻めもいいかもな。
「っ、はぁ、これも不倫だよ?しかもこーんな初対面の男に犯されるとかいやらしい」
「ぃ、ん、不倫でも、なんでも、祥太くんだから…いいんだ」
「…………」
「?」
ピタッと止まった。
「マジだから。俺。マジでりみさんが欲しくなった」
「え?」
そういうと聞き返したあたしにこたえるように奥の奥を突いてくれる。
あたしはズンズンと突かれているうちにまた達しそうになる。
「くぁ、イク…りみさん、俺でイって」
そういうことを聞く前にイってしまったあたしだった。
声にならずにいったために祥太くんは気づかなかった。
それと同時に祥太くんもあたしなんかでイってくれて、うれしい。
「りみさん」
「なに?祥太くん」
「別れて俺と付き合って」
「…………へ!?」
「りみさんが本気で好きになった。追いかけるから、いつか俺のモノになって」
「…えっと………」
あたしは正直、長年連れ添った旦那なんかよりも魅力的で優しくて、
数分前に知り合った翔太くんをもっと知りたい、好きになったと気づく。
だから―………
………
………
「はい」
………
………
あたしはハッキリと答えた。
- FIN -