体の中から痺れるような燃えるような、激しい感覚が沸き起こる。
無意識に体に力が入り、シーツを掴んで唇を噛み締めた。
その手を優しく掴んで誘導するようにヨウイチさんは自分の背中へと回させる。
彼を強く抱きしめ、必死にしがみつくようにして 激しいピストンに震えていた。
「一緒にイこう」
私はただ狂ったように頭を振って頷くことしか出来なかった。
もう我慢の限界!イクッ!体が大きく飛び跳ねた時、
ヨウイチさんは私の中から引き抜いて下腹部にたっぷりと熱をぶちまけた。
「すごく良かった」
「あ、私も…」
「今日は、ありがと」
「初めてがあなたで良かった。ありがとう」
沢山の体液をティッシュで拭い、一言二言話したことは覚えているけど、
私も彼も相当疲れていたようで、それから抱き合って、泥のように眠ってしまった。
- FIN -