マニアック

服越しの気持ち良さは狂いそうなほど

どんどん欲が出る。

もっと感じたい。

もっと気持ち良くさせてほしい。

―‥‥‥気持ち良くさせたい。

普段あたしは、自分が先だって思うことはなかった。

けれども相手の声を‥‥‥

久住さんの声を聞いているとそんな気分になった。

時折かすれる久住さん。

可愛い。

「気持ち良くなった?まだまだだからね?」

「も‥‥‥っと‥‥」

「はいはい。次は俺が佐藤さんの手マンをすると思って、手を速めてみて?」

「はい‥‥‥」

言われるがまま

スピードを上げるとこみあげてくる気持ち良さがあった。

「んあ!ひ、あ、ぁ」

「そう、そうだね。もっと早めて‥‥‥?」

「ひぁ、あ、あぁあ、だめっ‥‥久住さ‥‥‥」

「はい、ストップね」

そこでイキそうになったあたしを止めたのは久住さんだ。

「なんで‥‥‥」

「そう、その“なんで”が聞きたかった。いいね。その言い方」

あたしは言いつけに反して指を少しだけ動かしていた。

それにすら気づかれて注意される。
………

………
「あーこら、佐藤さん。勝手に動かしたらダメだよ?」

「!!」

「なんでって思ってる?」

「は、い」

「声色でわかるよ。特に佐藤ちゃんは。さて、次はクリトリスを触っている手の指を、一本だけ膣に入れて」

「‥‥‥‥‥‥」

あたしはゆっくりと指を入れてみた。

「っぁ!!!!」

「よしよし。俺に聞こえるように激しくぐちゅぐちゅして。」

「ぃあ、あぁ、んっ」

「はい、指を増やしてね。三本入る??」

あたしの狭い膣の肉壁をめりめりと入り込んで、指を締め付ける。

それを自分で感じてさらに性欲は高まる。

「もっとぐちゃぐちゃにしていいよ。」

「っは、あ、くず‥‥‥み‥‥‥さん‥‥‥」

「あーーやばい。俺も興奮してきた。」

「あたしも。」

「俺に聞こえるくらい膣をぐちゃぐちゅして、それが俺に聞こえるようにして!」

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