「お上手ですね」
私は心からそう思いました。
「師匠には遠く及びません」
彼は静かな心地いい声で言いました。
雨は止む気配がなく、突然
「ゴロゴロ、ピカ、ドーン!!」
あまりの轟音に思わず身を
私はその青年と抱き合っていたのです。
彼は夫とは違いました。
優しく私を愛撫してくれました。
彼の長い指は冷たくて、私の火照った体には気持ちよく感じられました。
「あ…ん…っ」
彼が私の裸の乳房を撫でた時、私は知らずに声をあげていました。
「や…っ」
彼は口で私の乳首を吸って舐めて、私ははしたない声を出してしまいました。
夫とする時はいつも唇を噛むか歯を食いしばっているので、それは初めてのことでした。
「ああーっ」
胸を吸われて舐められ続け、私は頭がしびれるような感覚を味わいました。
彼の口は私の体を下へと移っていき、いつも夫から痛めつけられている秘部へたどりつきました。
「やっ…あっ…」
私は身をよじりながら、あの部分を舐められ続けました。
とても気持ちが良くて、夫では味わえない感覚でした。
「あっ…もっと…」
私のおねだりに応えるように、彼は舌を動かしていました。
どれくらい舐められ続けたのか彼が男根を取り出した時、私は早く中に入れてほしくてたまりませんでした。
「早く入れて…。お願い…」
彼は急に入れることはしなくて、ゆっくり入れてくれました。
そしてゆっくりと動いてくれたのです。
「あ…ああ…」
私は彼の動きに喘ぎました。
ただただ気持ちが良くて、私は身をよじりながら彼の動きを受け入れていました。
「気持ちいい!もっと…!お願い…!」
私は何度も頼みました。
そしてとうとう彼と一緒に私は果てたのです。
「ああー!!」
私の中に温かいものが広がりました。
私は幸福でした。