恋のはじまり

星からこぼれた涙とセックス・後編

あたしが我慢の限界だった。

今度はあたしから流星にキスをした。

流星はそれを笑って受け入れてくれて、ベッドに押し倒された。

噛みつくようなキスを何度もした。

離れていた分の距離を縮める役目。

ただ流星の手はあたしの服を脱がせる。

あたしも流星も興奮していたからか、全身が熱い。

唇から舌が離れれば、左のあごから下に下がっていき、

首筋、鎖骨、胸まで這わせられた。

あまりにも気持ちよくてあたしは声を漏らす。

「ぁ………ん」

「な、な、な、なんか色っぽいゆきがやばいくらい可愛い!」

「な………」

「もっとしてやるっ」

舌先を尖らせれば、胸の尖端にぎりぎり触れないほどの距離感で刺激される。

その間も喘ぎは止まらない。

それと同じく流星は興奮して、ペニスが膨れていた。

「は、ぁ、んり、流星……」

「やばいわ。あ、もう濡れ濡れ」

「!」

膣の入り口を触られると、もうトロトロ状態だった。

「流星、………いれ、て?」

顔を真っ赤にして、目をつぶってあたしは直球で言った。

そうすれば流星はカチャ、とジーンズのベルトを緩めて、

膣にあてがい、キスをしながら挿入してきた。

「なぁゆき…………」

「ん…………?」

「俺、こんな気持ちいいセックス初めて」

そんなこと………

「あたしもだよ。流星」

ドンドン流星はあたしにキスしながら突き上げれば、あたしは嬌声きょうせいをあげた。

あっさりあたしはイきそうになるが、ぐっとこらえる。

「は、っあ、あ、」

「うっ……きもちい……」

「あ、あん!あ、あ、だめ、も………いっちゃ…………」

「イきそう?なぁゆきイキそうなの?俺にぐちゃぐちゃにされて感じてんの?」

「ぃあ!感じて、るよっ…うんぁ、もっと、突いて………」

「っは、は、も、俺ももうだめ、だ!!!!」

「ぅっああああぁあぁぁぁっぁあ!!!」

「んーーっっ!!」

こうしてお互いに絶頂に達した。

行為後は流星の腕枕でベッドに横になっていた。
………

………

………

「流星」

「ん?」

「ずっと昔から好きだよ」

「俺も」

「なんで…るるちゃんと付き合ったの?」

「なんかゆきは俺らが付き合うのを待ってるってさ。友達以上はないから、あきめらてって」

「ふーん」

「なんか、居場所探してる子だったから、放っておけなくてな」

「今は?」

「健人がいんだろ。あの二人、相思相愛だし」

「なるほどね」

「……朝までもう一回戦!」

そういう流星はがばっと覆いかぶさる。

こうしてあたしたちは幸せな時間を過ごしていた。

- FIN -

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