「…んっ…ぁ、はぁ…っ」
柔らかな舌が絡められるとそれだけで体が熱くなる。
課長は私の足の間に自分の足を割り入れ、今朝コンビニで買ったばかりのストッキングを撫で回す。
太腿からその奥、スカートの中へ手が伸びる。
キュン、と子宮がうずいた。
これから先、課長の指がどんな動きをするのか、体は覚悟しているようだ。
お尻を何度も撫で手は前へ回る。
「んっ…!」
指先がクリトリスを掠るとつい鼻にかかった声が漏れる。
課長はそこを重点的に指でカリカリとかきながら首筋にキスを落としシャツのボタンを外してくる。
「はぁっ…んん、あっ…」
「気持ちよさそうだね」
「…ん、きもち、いい…」
微笑みかける彼の笑顔が嬉しそうで、私も少し恥ずかしいけど素直にそう言った。
セックスの時に “気持ちいい” なんて前の彼氏の前では一度も言ったことがないのに…
いや、一度も “気持ちいい” と感じたことがなかったのが本音かもしれない。
「君は本当にココが好きだね」
「あぁっ!ん、や、やぁ…」
「もう硬くなってるのが分かる」
ストッキング越しにクリトリスを指で小さく転がされる。
もどかしい快感に腰がクネクネといやらしく動いた。
「直接触って欲しい?」
顔を赤らめ無言で頷く私を見て課長はちょっとS気をおびた笑みを浮かべてストッキングに手をかけた。
すぐにショーツも足から抜き取られる。
ブラを外され、既に刺激を求めて硬くなっている胸の先端に舌を絡ませながら課長の指が剥き出しの割れ目に触れた。
「あっ…は、ぁんっ!や、そこ…いい…」
愛液でヌルヌル滑る指でクリトリスを優しく撫でられると早くもイキそうになってくる。
静かな資材室でくちゅっと水音がたち、腰がグッと持ち上がってしまう。
「まだイクなよ、これからだ」
課長は私を長テーブルに軽く腰掛けさせると足を大きく開かせそこに顔を近づけてきた。
両手でぱっくり割れ目を広げられると滅多に当たらない外気の刺激についヒクヒクと動いてしまう。
「剥けたクリトリスが大きく勃起してて、おいしそうだ」
柔らかな舌がその突起をペロリと舐める。
「え、ひゃ、あぁぁんっ!あああっ!」
ぴちゃぴちゃ音をたてて、水を飲む犬のように下から上へ熱い舌がクリトリスを優しく責める快感に佳奈子は声を上げながら大きく広げた足を震わせた。
まるで別の生き物のように、佳奈子のクリトリスは伸びてくる舌を求めて突き出してくる。
「ああっ…!はぁっんんんっ…もうだめっ!だめ、イク、イキそ…あぁぁっ」
イっちゃう!と固く目を閉じた瞬間、舌はパッと離れた。
突然触ってもらえなくなった割れ目が刺激を求めてヒクヒク疼く。
佳奈子の足の間で、彼がスラックスのチャックを降ろし始めた。
既に硬く怒張した剥き出しのペニスに目を奪われ期待に胸を膨らませる。
彼はそれを数回、自分の手で扱くと膣口に当てがった。
「あああっ!すご、んっあ、あー…っ!」
一気に押し込まれたそれが佳奈子の中を押し広げながら奥まで突き進んでくる。
「んぁっ!はぁ…っ!いいっ…きもちいいっ!」
辿り着いても、まるで膣内の脈がドクドク聞こえてくるようにヒクヒクが止まらない。
「普段は真面目な割にエロいよな」
激しく突きながら、彼は胸を揉みしだきこれ以上ないほど勃起した乳首を摘む。
「…あっ…ぅうん」
強く摘まれて捻られ、痛いくらいなのにジンと熱を持って快感にかわる。
頭がおかしくなりそうだった。
乳首を何度も摘みあげられ拗じられコリコリと指で押し潰される。
その間にも彼は激しく腰を打ちつけてくる。
「―…はぁっ!あ、あ、ああぁ…っ!」
「もう少し声抑えないと誰か来るぞ」
そう言われ、急にここが会社の資材室だった事を思い出す。
涙目で口を抑えた彼女を嘲笑うように彼の手がクリトリスに伸びた…
「ん゙―っ!ん゙ん゙っ…」
力強く中を突かれクリトリスを摘まれて指の腹で軽く潰される。
それから優しくその突起の先端を撫でられ、限界はすぐそこだった。
「んんっやああああイク!イっちゃう!イクっーーー!」
大きく体を波打たせ涙を零しながら佳奈子は激しく絶頂に達してしまった。
「―…やっあぁぁっ、まってっ!おかしくなっちゃう!」
まだイッたばかりで余韻が残る膣の中を
「俺は、まだだ…」
オーガズムを迎えてもなお動きを止めない彼にガクガク体を震わせて悶えるが、それを聞き入れてくれる素振りなど全くなかった。
一度達して敏感になりすぎているそこをグチャグチャと卑猥な音を立てて突き上げられ続ける。
佳奈子は大きく口を開いて胸で荒く息をしながら二度目の絶頂がすぐそこに近づいてくるのを感じていた。
「だめ、や、いやぁっ!またイっちゃう!」
「うっ…俺も、イクっ!!」
激しさを増した動きにガタガタと机が壊れそうな音を出す中、強く抱きしめ合い二人揃って身を震わせる。
………
………
………
こんなセックスを味わってしまったら…
………
………
………
この関係はこれからも…。