恋のはじまり

本当は甘えたかったの…素直になれない私…

私はサラリーマンに犯されてしまう少女になっている。

思ったより大きな彼のペニスは私の内側を押し広げながら入ってくる。

その圧迫感と存在感に思わず奥歯を喰いしめた。

「純子ちゃんの中、凄くきついよ」

「んん…おじさん、苦しいよぉぉ」

言葉に出すことで余計にイメージの世界がリアルになった。

イヤイヤをするように首をふりスーツの胸板を力なく押して抵抗してみる。

彼は私の手首を強く掴むと押さえつけながらグッと腰を押し込んできた。

「やぁぁっあぁ、おじさん、いやぁぁ…」

「凄いね、締め付けてくる…」

彼は私の手首を持ったままグッ、グッと僅かに出し入れしながらゆっくり、より奥深くまで入り込んでくる。

ピンが外れたネクタイが私の顔にあたった。

思わず、脚を持っていた手を離し彼に抱きつく。

「おじさん、もうぅ…もぅやめてくださいぃ…」

「そんな事言って、本当は気持ちいいんでしょ?おじさんのスラックスに純子ちゃんのいやらしい汁がべっとりついちゃってるよ。」

根本まで挿入したまま彼は腰を強く押し付けビチョビチョに濡れたそこにスラックスを密着させてきた。

「シミになっちゃうね」

「や、いや。ぬ、抜いてぇぇ」

彼は押し付けたまま僅かに腰を動かしてきた。

「ああっ、あ゛ぁぁぁいやあぁ…」

奥深くをノックされつま先が痺れるような感覚が走り足の指を伸ばしたり曲げたりしながら濁った嬌声を上げて身を捩る。

下半身から響くグチュグチュという粘った水音、スーツから香る男の匂い…もうおかしくなりそう

「はぁ、はあ。うあぁぁ、あああ」

スーツって生地もしっかりしているし着ているととても熱いもの。

汗だくで私の上に覆いかぶさっている彼をただとろけた目で見つめながら、私は金魚のようにただ口を開けて必死に空気を吸い込んでいた。

「そろそろ、思い切り動くよ」

「やあぁっ!あっ、はげしっ…ああぁぁっ!」

激しく突き立てられる彼のペニスで何度イッたか分からない。

前戯の時点で既にイかされ敏感になっていた私の体は数分突かれただけで軽く絶頂へ引き上げられてしまった。

前の彼氏とはセックスでイッた事なんて一度も無いのに。

「あ゛ぁ、やぁぁぁっおじさぁん!もうダメ!ま、また、い、イク。あっダメ。イくうぅっ」

何度もイく私を見て彼は時折満足気に微笑みながら激しく腰を打ち付けてくる。

スーツのおじさんは時折私の手首を掴んだり頬を撫で、キスをしてくる。

汗が時折私の顔に落ちたり、流れてワイシャツの硬い襟と首の隙間に吸い込まれていく光景は倒錯的だった。

「純子ちゃん、良いよ。おじさん、もう出そうだ。」

ラストスパートと言わんばかりに彼は上体を起こして激しすぎる程強く突き上げては腰を引く。

私はもう絶叫のような嬌声をあげてシーツを握りしめていた。

「あぁぁぁっ!やぁぁ、いや、いや、おじさぁん!」

彼は小さく「ううっ」と声を上げて私の中からペニスを引き抜くと二、三度それをしごいて私のお腹の上に「ぴゅ、びゅる」と白い体液を吐き出した。

「はぁ、はぁ…おじさんの、熱いよぉ…」

彼は私の横に倒れこむと数回深呼吸して息を整えるような動きをした。

相当暑かったのだろう、髪は汗で崩れ、スーツから僅かに覗いて見える肌はびっしょりと濡れていた。

「…純子ちゃん、気持ち良かった?」。

私が小さく頷くと、彼はにっこり笑って私を抱き寄せ、耳元に唇を寄せた。

「はは、おじさんにイタズラされて気持ちよかったんだ」

「いじわる…」

スーツの胸に顔を寄せると、酔いと疲れもあってか急に眠気がやって来た。

「おじさん…私、眠い」

「うん、安心して寝ていいよ。おじさんはずっと側にいるからね」

「…ずっと、これからも…そばにいてね」

- FIN -

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