「なになに、弓…俺がほしいの?」
「…べつに」
「へぇ…」
その瞬間おもいきりごつい指が膣に入ってきた。
「っあ…っん!」
「どう?」
「ひぁ……や…」
「…いいか?」
許可するも何も、言葉を発していないのに男性のわりには細い指が、激しく出し入れされる。
あたしはよだれがでそうなくらい、気持ちよくなる。
その傍らでは胸の尖端に吸い付いてきて、さらに気持ちよくなる。
有言実行、というのはまさにこのこと。
舌の尖端を固くしてチロチロと様子を伺いつつ刺激される。
あたしを見る、その目は盛っている男性の目。
もっと刺激してほしくて、声にしてしまった。
「も…もっと…勇人…ぉ…」
「可愛いな」
するとさっきとは違って、まず胸の尖端はチロチロではなくて、吸い付いて、
それから口内でコロコロ転がされる。
たまらない…これが快感ってやつだな…
本当に気持ちよくって抑えが効かない。
そしてあたしの手は勇人のズボンのチャックを下ろしてパンツ越しに撫でる。
尖端から我慢汁が出ているのか、じゃっかん濡れていた。
しっかりとつかんで上下にしごいていくと、びくん、と跳ね上がったりする。
勇人も…気持ちいいのかな?
嬉しい。
「、ぁあ勇人、あたしだめぇ…」
「じゃ、まず一回イっておこうか」
「へ?」
今までゆっくりとしか動いていない、膣内の指は二本に増えて、ギチギチになりながらも出しいれをされる。
あたしは愛液を膣からだらりと流しながら、腰を動かすあたし。
出し入れの間でたまにクリトリスを爪がかする。
大きくはねて快感におぼれるあたしは、上り詰めてくることが安易にわかった。
勇人も徐々に締まりつつある膣内で感じ取り、さらにさらに動いてくる。
あたしは乳首を舐めてくれる勇人の頭につかんで足をひらげる。
そしてまずは一度、あたしは一人で達してしまった。