彼は私の腕を両方に広げ、それを私の頭の上まで持って行くと、私のTシャツでそれを難なく縛ってしまった。
私は万歳する形になって、固くなった乳首も脇もおへそも露わになってしまった。
「ああん、んん、んんいやん、んん」
恥ずかしさによる興奮の為か、彼の目の前でいやらしく上半身をくねらせたり、腰を突き上げたりしていた。
「美咲、どうした?そんなに動いて」
彼はいたずらっぽい笑みを浮かべてこう言った。
「ほら、言ってご覧。チュッ。あら、こんなに首筋が熱くなってる」
私は言葉が出なくって、ただ必死に彼の目を見て訴えた。
………
………
…もっと。もっと。舐めて…触って…そして…。
彼の唇が鎖骨辺りに触れた。
そして舌がニョロっと出て来て、スーッと顎の下まで滑った。
舌先の感触が首筋に点在する官能を大いに刺激する。
唾液の轍が蒸発する瞬間の感覚さえも、既に敏感になってしまった私には気持ち良かった。
「乳首、こんなに固くなってる」
こう言いながら、彼は親指の腹で転がすように私の乳首をクリクリした。
「あんっ!」
勝手に体が反り返る…。
気持ち良い。
「あんん、やめ、やめて…」
「何で?」
「イッ、イッちゃいそう!」
「そうか、美咲のイクところ、見てみたい」
彼の指の動きは収まらず、かと言って早まらず、先程までのリズムを保ち続けながら動いていた。
「どう?気持ち良い?」
「あんん、イクっ!イクッ!」
私はこう叫んで体を仰け反り、ガクガク震えた。
初めてだからか、全身に疲れがドッと降り注いで、暫く目を
「美咲、大丈夫か?」
彼の声…あぁ、ほんとに温かいなぁ、この声は。
ん!いや、駄目駄目!私だけがこんな気持ち良くなっちゃ!
私は急いで目を開けて、彼に抱き付き、今度は自分からキスを求めた。
しかしいとも簡単に押し倒されてしまい、彼に
「美咲、わかる?」
こう言って彼は、私のお腹の上で腰を前後に動かした。
熱く固いものが、当たっていた。
………
………
確かにそれは、彼のイチモツであった。
お腹の感覚だけでも、それは相当でかいように思われる。
これが私の中に入るのか…大丈夫かな?
彼は私に覆い被さって、口付けした。
これも優しかった。
気のせいか、彼のイチモツが私の下腹部に擦り付けられた。