「ああっ! くりくり、いやぁああっ!」
「いや、ねぇ……じゃあ」
鈴原さんはいったん口元をぬぐうと、嘘つけよ、
と言いたげな視線で笑いかける。そして、
――ぢゅっ! ぢゅぅうううっ!
「ふゃあああああんっ!」
窄められた唇がすっぽりとクリを覆い、そのままきつく吸い上げる。
「ああああ! だめぇええええっ!」
れろれろと舌が陰核を追いかけてきた刺激だけでも精一杯だったのに。
緩急をつけてぢゅうぢゅうときつく吸い上げられたとき、終わりのない快楽に目の奥が白む。
そして、口に出すこともできないまま私はあっけなく果てた。
「ひっ、いぃ、あ……も、それ、だめぇ……
気持ち、よすぎて、身体おかしいよぉ」
クリで一方的にイかされた身体は、私の意思とは対象に敏感に研ぎ澄まされ、
ひくんひくんと痙攣が収まらない。
ちゅぽっ……と、えっちな音を立てて解放された
「派手にイけたな……お前のエロ小説、こういう描写あんまり出てこないだろ?
参考になったか?」
にやにやと笑う鈴原さんの唇はしっとりと濡れている。
それが自分のせいであることは明白で、羞恥心のあまり固く目をつむった。
「だ、だって、こんなの知らない……」
「じゃあ何なら知っているんだよ……こうやって、指で擦られるとか?」
――くりゅっ! くりゅくりゅ……。
「ひあっ! や! 指いぃ!」
鈴原さんは指の腹でクリをころころと転がす。
ひっかくような仕草で擦られると、敏感になりすぎているのか腰までびくびくと跳ねてしまう。
「あんっ! あっあっ!」
快楽に溺れそうになりながら、必死ではくはくと息をする。
そんな私を見つめながら、鈴原さんはぷっくりと大きくなったクリの先端をつまんだ。
「ああああっ!」
「優香のクリ、しっかり勃起しているのにいろんな液でとろとろで摘まめないな。すぐ逃げちまう」
――にゅちっにゅちにゅち……
「あっあっ! また、イっちゃううう!」
「ん、早いな……次はナカにするか?」
あと少し、と言うところで鈴原さんは手を止める。
そのまま、指は奥へと滑りにゅぷにゅぷとナカに挿入した。