慌てて裾を抑えた私の手をぐいと上げさせると彼は思い切り捲ったスカートを握らせてきた。
玄関で丸出しにされたそこに彼の顔が近づいてくる。
「ひゃ、あぅっ!」
伸ばされた長い舌が薄い茂みの奥へニュルっと割り込んできた。
柔らかくて熱いそれが感じる箇所をヌルヌル往復しながら擦ってくる。
「…ん、あ…はぁ…あぁっ…」
いつの間にかショーツは足首まで下げられていた。
普通の女の子なら絶対にしたくない、ガニ股で腰をつきだしたようなみっともない格好で彼女は喘ぐ。
悠真は時折、ジュルジュルとわざとらしく音をたてて愛液を
「ん…どんどん出てくる。しょっぱい」
「や、いわな…っでぇ、はぁ、あぁんっ」
赤く膨らんだクリトリスを舌でつつきながら悠真は濡れそぼった割れ目に指を沈めてくる。
男性にしては細い指が二本、絶え間なく溢れだす潤滑油を
グチャグチャにとろけたそこをグチャグチャ這いまわりながら指を広げたり感じる所を押し上げたりして、彼は私をイかせない程度に押さえていじめてくる。
イくならエッチで…それが彼の好みだから、イかせてと言いたい気持ちを堪えて私は膝が崩れ落ちないようグッと踏ん張った。
「あぁ、や、やあぁっ…まって、まってぇ…っもぅ…」
「もう限界?今日は早いな」
彼は指の動きを緩め、ゆっくり出し入れさせながら私を見上げた。
「はぁ、あ、だ、だって…久しぶりだから…今度は私が、ね?」
私の愛液がついた手で彼はチャックを下げる。
その光景がいやらしくて思わず喉を鳴らした。
勃起したペニスで大きく持ち上げられた黒のボクサーが現れる。
先端にあたる部分が染み込んだ先走りで色が濃くなってる。
それを丁寧に下ろして私は先端にそっと唇を寄せた。